2008年11月22日更新

第14回中部CAE懇話会
テーマ 実験とCAE − 振動と制振 −
プログラム
基調講演 [概要]
「CAEにおけるモデル化手法」
法政大学 工学部 機械工学科
教授 長松 昭男 様
ユーザ事例1 [概要]
「高速エレベーター用アクティブローラーガイドの実用化開発」
三菱電機株式会社  開発本部 先端技術総合研究所  メカトロニクス技術部 昇降機システムグループ
宇都宮 健児 様
ユーザ事例2 [概要]
「戸建住宅の免震技術」 一条ハイブリッド免震構法の紹介
株式会社 一条工務店 特建設計部
平野 茂 様
技術講演1 [概要]
「CAE技術者の為のコンピュータ基礎知識」
有限会社イワタシステムサポート
岩田 進吉 様
技術講演2 [概要]
「計算機を取り巻く環境と今後の方向性」
日本アイ・ビー・エム株式会社 システム製品事業 インダストリー・システムズ ソリューション営業部
HPCグループ 村田 憲保 様
解析塾紹介 [概要]
「CAE懇話会/解析塾紹介」
中部CAE懇話会幹事
技術講習会 [概要]
「実験とCAE」
エルエムエスジャパン株式会社 テクニカルサポートセンター
浅野 俊二 様
石塚 昌之 様
日時 2008年11月21日(金) 10:00−20:00 (受付9:30〜)
場所 名城大学 天白キャンパス タワー75 15階 レセプションホール
   名古屋市天白区塩釜口1丁目501番地  名城大学 天白キャンパス
交通 名古屋地下鉄鶴舞線を名古屋駅方面から乗った場合「赤池」or 「豊田市」行に乗車、
   「塩釜口駅/名城大学前」駅 下車、1番出口から徒歩約8分。 名城大学交通アクセス
   ※地下鉄鶴舞線への連絡駅は、
    JR中央本線 「鶴舞」駅 (名古屋から2駅目)、
    地下鉄東山線 「伏見」駅、地下鉄名城線 「上前津」駅、
    地下鉄桜通線 「丸の内」・「御器所」駅、  など
    所要時間は、JR名古屋駅からキャンパスまで、約40分です。
    地下鉄関連リンクはこちらを参照下さい。名古屋市交通局
受付 タワー75 15階ロビー 9:30受付開始
技術講習会
時間:10:00-16:10 (会場−1、会場は当日ご連絡)(午後も継続)定員:40名
<お知らせ>この講習会は定員となりましたので、締切とさせていただきます。ご了承ください。
「実験とCAE」
エルエムエスジャパン株式会社 テクニカルサポートセンター
浅野 俊二 様、 石塚 昌之 様
講演概要:
実験モーダル解析とコリレーションの重要性
            −解析精度をどう向上させるか−

    FEM解析結果に満足されていますか?
    解析結果と実現象との違いに不安になることはありませんか?

本技術講習会では、まずどのように振動シミュレーションを行うかを学びます。 次に、実際問題として振動解析が実現象と合わない場合がありますので、解析した モデルを実現象に近づける為の具体的な手法(コリレーション)について、 簡単なモデルを使って説明、実演します。
本技術講習会を通じて、コンポーネントのシミュレーションから実験検証までを 一通り学ぶことができますので、日々の解析、実験作業に直接役立ちます。 受講の対象者はコンポーネントレベルでの実験・解析を初めて日の浅い方、 解析または実験を始めようとしているがまだ実際には経験をされていない方を 考えております。
 −ご注意事項−
エルエムエスジャパン株式会社の同業者の方はご参加できません。ご了解ください。
本コースは実験を伴う為に最大受講可能人数を40名にさせて頂きます。
希望される方は早めにお申し込みください。
解析塾紹介
時間:10:00-11:00 (会場−2、会場は当日ご連絡)
「CAE懇話会/解析塾紹介」
中部CAE懇話会幹事
講演概要:
中部CAE懇話会で開催されている解析塾の概要を紹介するとともに、 来年、開始予定の新しい解析塾の概要を紹介します。新しい解析塾は演習に重点を置いた実践的なFEMの講座として 開講の予定で、その計画中の内容の一端を紹介します。
技術講演1
時間:11:00-12:00 (会場−2、会場は当日ご連絡)
「CAE技術者の為のコンピュータ基礎知識」
有限会社イワタシステムサポート 岩田 進吉 様
講演概要:
CAEの発展はコンピュータによるところが非常に大きいといえます。CAE 技術者がコンピュータの基礎知識を理解することは、コンピューターを利用し業務効率を最適にするために避けて通ることはできません。また、CAEアプリ ケーションに適したコンピュータシステムを選択することで投資の最適化が実現できます。本講演ではOS、CPU、メモリー、CAEアプリケーションを含め たコンピュータシステムとCAEアプリケーションの効果的な運用について講演します。
昼食
時間:12:00-13:00
学内の昼食施設をご利用ください。 名城大学 天白キャンパス
資料展示
デモ
コーナー
15階 展望ラウンジ
CAE懇話会団体会員企業の資料展示デモコーナーを設けます。最新の情報収集にお役立てください。
  出展団体会員企業名(受付順、敬称略)
   =出展団体会員受付中です。=
   (株)テクノスター 国産/自社開発CAE汎用ソフト「TSV」
プロメテック・ソフトウェア(株) 粒子法・流体解析ソリューション
エムエスシーソフトウェア(株) 複合領域解析(MD)ソリューション
計測エンジニアリングシステム(株)* COMSOL Multiphysics
東レエンジニアリング(株)
サイバネットシステム(株) ANSYSOPTIMUSCAEユニバーシティ
(株)構造計画研究所 COSMOS」、「midasNFX」、「DesignSpace
ファンクションベイ(株) 機構解析ソフトRecurDyn
(株)ヴァイナス 構造最適設計支援システムTOSCA、他
(株)計算力学研究センター*

  ※*印は、資料展示のみです。
出展ベンダーによる相談会  時間:12:40-13:40(15階 展望ラウンジ)
技術講演2
時間:13:00-14:00 (会場−2、会場は当日ご連絡)
「計算機を取り巻く環境と今後の方向性」
日本アイ・ビー・エム株式会社 システム製品事業 インダストリー・システムズ
 ソリューション営業部 HPCグループ 村田 憲保 様
講演概要:
  HPC/CAEで使用される計算機を取り巻く状況は、環境問題への配慮を必要とするなど大きく変化してきています。 一方で、解析規模の増大、解析種類の多様性に応じて、必要とするシステムのリソースは増加する傾向にあるため、分散メモリ並列から、次世代の並列方法や、単一プロセッサのクロックアップによる速度向上から、Dual-Core, Quad-Core に見られる低クロックプロセッサの並列使 用による性能向上、IBMのBlueGene、CELLプロセッサに見られる革新技術の導入なども注目されています。 これら、計算機の変遷及び最新動向、将来に関して、ベンチマークの経験等を織り交ぜて説明します。
ユーザ
事例1
時間:14:00-14:50 (会場−2、会場は当日ご連絡)
「高速エレベーター用アクティブローラーガイドの実用化開発」
三菱電機株式会社  開発本部 先端技術総合研究所  メカトロニクス技術部 昇降機システムグループ
 宇都宮 健児 様
講演概要:
 エレベーターの横振動は、かごを案内するレールの僅かな曲がりや据付誤差でかごが強制加振されて生じる。従来は振動源であるレール を加工・据付時に高精度に管理し乗り心地を維持していたが、コスト低減や据付期間短縮の妨げとなっていた。今回、高精度シミュレーション モデルを用いたシステム設計や高効率モータ開発等により、消費電力の低減と小型化を両立し、アクティブ制振技術を実用化することに成功した。
休憩 出展ベンダーによる相談会(15階 展望ラウンジ)  時間:14:50-15:20
解析塾説明スライド上映(15階 レセプションホール)
ユーザ
事例2
時間:15:20-16:10(会場−2、会場は当日ご連絡)
「戸建住宅の免震技術」  一条ハイブリッド免震構法の紹介
株式会社 一条工務店 特建設計部
  平野 茂 様
講演概要:
 活齒工務店グループにおける免震住宅の研究開発は、1995年の阪神淡路大震災を機に取組み、1998年9月に免震住宅を発表。 公開実験を実施した。2000年4月には、建設大臣一般認定第一号を取得。この免震技術に関しては想定される東海地震を警戒した 地域の関心は高い。講演では実大住宅モデルを用いた振動台実験による検証結果や、近年発生した幾つかの実地震における免震性能を紹介する。
基調講演
時間:16:15-17:45 (15階 レセプションホール)
     「CAEにおけるモデル化手法」
法政大学 工学部 機械工学科
教授 長松 昭男 様
講演概要:
 本講演の内容は、次の2部に分かれる。
  1. 機械開発に必要なモデル化のノウハウ(振動の予測と対策への指針)
    振動に焦点を当て、現存のCAEツールを用いた実験とシミュレーションの両面から、機械製品の問題を開発段階で予測し対策するための指針を述べる。
  2. 仮想開発のための力学とモデル化手法
    昨今の機械製品開発をとりまく厳しい環境下で、日本産業が生き残るために必要な次世代CAEとして現在実現が焦眉の急とされている、「仮想開発」の  概要を述べ、その構築に必要な新しい力学とモデル化を説明する。
技術交流会
時間:18:00-20:00
15階 レセプションホールにて,パネルディスカッションと参加者の技術交流会を行います。
時間割 こちらを参照ください。
参加費用 第14回中部CAE懇話会 参加費用
CAE懇話会個人会員(正会員、賛助会員)
   ・一般    :2000円
   ・学生/院生:1000円
CAE懇話会非個人会員
   ・一般    :3000円
   ・学生/院生:1000円
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。当日受付にてお支払いください 。
 請求書による振込みを希望される場合は、CAE懇話会事務局まで事前にご連絡ください。

CAE懇話会個人会員への登録は当日受付でも行えますが、できるだけ事前に申し込みをお願いします。 個人会員への登録は、 こちらからお申し込みください。
参加申し込み 開催終了しました。
備考 内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。

戻る