第16回中部CAE懇話会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
テーマ | CFD 〜エンジニアリングからメディカルまで〜 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
共催 | 「日本流体力学会 中部支部」 (http://www.nagare.or.jp/) |
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日時 | 2009年11月20日(金) 10:00−20:00 (受付9:30〜) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
場所 | 名城大学 天白キャンパス タワー75 15階 レセプションホール 名古屋市天白区塩釜口1丁目501番地 ■名城大学 天白キャンパス |
※交通のご案内 |
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受付 | タワー75 15階ロビー 9:30受付開始 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プログラム 概要 |
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ベンダー講演会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
CAE懇話会団体会員企業(ソフトウエア・ベンダー)が専門とするCFD関連技術について、 各社様の製品の特徴や技術動向等を主体にしてお話しして頂き、 聴講者の方に最新のCFDツールの製品及び動向を理解して頂きます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ベンダー 講演1 |
時間:10:00-10:35(会場−1)
「
株式会社構造計画研究所
SBD営業部 流体ソリューション室 山田 剛史 様
内容:
昨今、熱の問題は重要な課題になりつつありますが、熱流体解析ソフトを使うことで熱や流体の「ミエル」化が可能になり設計の初期段階での各種検討を設計者でも簡単に出来るようになりました。
設計者向けシミュレーションソフトはCADと同じ画面で解析が可能で、非常に操作性が高いです。
本講演では、SolidWorksアドイン型の熱流体解析ソフトSolidWorksFlowSimulationによる、モデルの読み込み、条件設定、結果評価までの一連の流れと事例についてご紹介いたします。
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ベンダー 講演2 |
時間:10:40-11:15(会場−1)
「熱流体解析ソフトウェア
株式会社テラバイト
第2技術部 渡邉 守 様
内容:
FLOW-3Dは米国Flow Science社より1985年にリリース開始されて以来、有益なCFDツールとしてグローバルに展開されている汎用熱流体解析ソフトウェアです。
自由表面の大変形を伴う複雑な3次元流動現象を精度良く計算可能であり、幅広い分野で適用されています。
本講演ではFLOW-3Dの特徴や機能、解析事例について、日本総代理店のテラバイトより紹介します。
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ベンダー 講演3 |
時間:11:20-11:55(会場−1)
「
株式会社シーディー・アダプコ・ジャパン
解析技術事業部 CAE技術部 部長 中嶋 達也 様
内容:
本講演では、医療分野における流体解析にフォーカスし、弊社がご提供している汎用熱流体解析プログラムSTAR-CD/STAR-CCM+の特徴、解析機能、解析事例をご紹介します。また、講演中には実際に医療分野の題材を用いたデモンストレーションもご覧いただきます。
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ベンダー 講演4 |
時間:12:00-12:35(会場−1)
「
株式会社JSOL
エンジニアリング本部 流体技術部 小林 嘉子 様
内容:
AcuSolveは、有限要素法に基づく汎用熱流体解析ソフトウエアで、移動境界問題を高速かつ安定に、高い精度で解くことが可能です。本講演では、AcuSolveによる様々な解析事例をご紹介します。
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ベンダー 講演5 |
時間:10:00-10:35(会場−2)
「
株式会社富士テクニカルリサーチ
原田 隆 様
内容:
次世代流体解析として注目を浴びている粒子法を活用した「MPS-RYUJIN」最新事例の御紹介を致します。『海上の波による、LNG船タンク内スロッシング解析』・『タイヤ周りの水はね解析』等、従来の技術では非常に難しかった事例等も御披露させて頂きます。
また、大規模化・高速化を見据えたMPIを使用した並列化等の開発状況の御説明もさせて頂く予定です。
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ベンダー 講演6 |
時間:10:40-11:15(会場−2)
「
株式会社ヴァイナス
先端技術適用プロジェクト部長 岡 新一 様
内容:
作業効率と解析精度を両立させた画期的なエンジン燃焼解析用CFDツールCONVERGEでは、メッシュ生成作業を省くことで、作業時間と設計コストを飛躍的に削減しました。従来ソフトで見られていた作業者による結果の相違を排除した格子生成法や、噴霧・燃焼解析の検証例をご紹介いたします。また、設計業務のさらなる効率向上のため、汎用可視化ツールFieldViewのエンジン用カスタマイズオプションをご紹介します。
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ベンダー 講演7 |
時間:11:20-11:55(会場−2)
「粒子法による生体力学シミュレーションと医療分野での応用」
プロメテック・ソフトウェア株式会社
川上 浩 様
内容:
メッシュレスで解析が可能な粒子法は、MRI装置やCTスキャン装置などの測定データを利用することが可能である。ここ数年で産業界で急速に実用化事例が増えてきている粒子法は流体解析だけでなく、固体解析分野では大変形解析や破壊解析などに適しており、生体力学への応用に適している手法と言える。本講演では仮想外科手術や高度放射線治療のためのシミュレーションを事例に粒子法の有用性を説きたく思う。
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ベンダー 講演8 |
時間:12:00-12:35(会場−2)
「熱流体構造連成解析によるプレス成形金型の最適化」
サイバネットシステム株式会社
アドバンスドソリューション統括部 PIDO室 古市 洋也 様
内容:
プレス成形プロセスにおける金型の温度や応力の不均一性による被加工材の品質低下を防止する為に熱流体解析と構造解析を連成させ,金型表面の温度ムラと最大相当応力が最小となる最適な水冷管の配置及びサイズを検討する.FEM連成解析ツールと最適化ツールを用いて連成解析の流れを自動化し,大域的最適化ア
ルゴリズムにより温度ムラと最大相当応力をそれぞれ76.4%と34.8%改善した。
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昼食 |
時間:12:35-13:40 学内の昼食施設をご利用ください。 ■ 名城大学 天白キャンパス |
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資料展示・デモコーナー、解析塾紹介 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
デモ・資料 展示 |
時間:10:00-18:00(15階 展望ラウンジ)
CAE懇話会団体会員企業の資料展示デモコーナーを設けます。最新の情報収集にお役立てください。 ■ 出展団体会員企業名(受付順、敬称略) =出展団体会員受付中です。=
※*印は、資料展示のみです。 |
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相談会 | 15階 展望ラウンジ 時間:12:35-13:40 時間:15:30-16:00 時間:17:30-18:00 出展ベンダーによる相談会 |
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ユーザ講演 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ユーザ 講演1 |
時間:13:40-14:30 (15階 レセプションホール)
「航空機開発におけるCFDの役割について」
川崎重工業株式会社 航空宇宙カンパニー
技術本部研究部空力技術課 主事 越智 章生 様
講演概要:
航空機の開発にはCFDは必要不可欠なツールです。
開発の段階と用いるCFDツールとその役割について、風洞試験と対比しながらご紹介します。
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紹介 | 時間:14:30-14:40 中部CAE懇話会紹介(15階 レセプションホール) |
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ユーザ 講演2 |
時間:14:40-15:30 (15階 レセプションホール)
「低炭素社会を実現するための空調機器に関する気流シミュレーション技術」
ダイキン工業株式会社 環境技術研究所
主任研究員 塩地 純夫 様
講演概要:
地球環境問題への危機感の高まりとともに、特に建築分野の運用エネルギーの削減が大きな課題となっている。運用エネルギーの約1/2を占める空調システムに対して、機器開発段階から設備設計や改修段階といったライフサイクル全体での適正化を図るために、気流シミュレーションの活用は必須だと言える。ここでは、ライフサイクル全体での気流シミュレーションの活用事例と気流シミュレーションツールについて紹介する
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休憩 | 時間:15:30-16:00 出展ベンダーによる相談会(15階 展望ラウンジ) 展示ベンダー・解析塾説明スライド上映(15階 レセプションホール) |
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基調講演、技術交流会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
基調講演 |
時間:16:00-17:30 (15階 レセプションホール)
「循環器系疾患のマルチスケール・フィジックスシミュレーション」
東京大学大学院情報学環・生産技術研究所
教授 大島 まり 様
講演概要:
本研究では、医用画像より得られたデータとコンピュータ・シミュレーションを組み合わせることにより、血流が血管壁に及ぼす影響を把握する、Patient-Specific Modeling and Simulationを行っています。血行動態の把握ともに、近年では力学的変化に対する細胞の機能変化が細胞実験等で明らかになってきており、血流の引き起こす力学的な状況を把握することは、疾患の発症や進展を理解するうえで重要です。その際に、工学の分野で利用されているシミュレーション技術と異なり、医用画像から得られる形状や速度のデータとともに、解剖学的あるいは生理学的な状態を把握し、循環器系のもつマルチスケールな連成現象を数学的にモデリングすることが必要です。
当研究室では、実際の患者さんのデータを用い、より現実に近いin vivoな状態をコンピュータ上に再現することを目指したシミュレーション・システム‘’M-SPhyR (Multi-Scale Physics SimulatoR) Circulation‘’を開発しています。 M-SphyRは医用画像からの血管内腔および血管壁のモデリングのプログラム、大規模血流解析のマルチスケール解析のためのプログラム、そして血流と血管壁の相互作用を考慮した連成解析のためのプログラム、と3つのプログラムを有機的に結合するモジュールから構成されています。本講演では、具体的な症例を示しながらM-SphyRによる結果を紹介するとともに、シミュレーションの利点であるケース・スタディできるという観点から、血流シミュレーションの最前線と今後に展開について解説します。
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技術交流会 |
時間:18:00-20:00(15階 レセプションホール) パネルディスカッションと参加者の技術交流会を行います。 |
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時間割 | こちらを参照ください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
参加費用 | 第16回中部CAE懇話会 参加費用 ■CAE懇話会個人会員(正会員、賛助会員) ・一般 :2000円(税込) ・学生/院生:1000円(税込) ■CAE懇話会非個人会員 ・一般 :3000円(税込) ・学生/院生:1000円(税込) ※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。 当日受付にてお支払いください 。
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参加申込 | WEBからのお申込みは締め切りました。 参加を希望される方は、当日の会場受付に直接お越しください。 |
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交通 | ■
名古屋地下鉄鶴舞線を名古屋駅方面から乗った場合「赤池」or
「豊田市」行に乗車、 「塩釜口駅/名城大学前」駅 下車、1番出口から徒歩約8分。 ※地下鉄鶴舞線への連絡駅は、 JR中央本線 「鶴舞」駅 (名古屋から2駅目)、 地下鉄東山線 「伏見」駅、地下鉄名城線 「上前津」駅、 地下鉄桜通線 「丸の内」・「御器所」駅、 など 所要時間は、JR名古屋駅からキャンパスまで、約40分です。 地下鉄関連リンクはこちらを参照下さい。■名古屋市交通局 |
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備考 | 内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。 |