第38回中部CAE懇話会
(オンライン形式) |
テーマ |
「新しいCAEの展開と可能性」 |
日時 |
2021年5月14日(金)10:00〜17:00
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場所 |
オンライン形式での開催 |
定員 |
100名
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オンライン
会議 |
WebExを使用します。はじめて使用される方、あるいは事前テストを希望される方は、事前テスト時間枠をご連絡します。 |
受付 |
9:30 受付開始 |
はじめに |
「開会挨拶」 |
講師 |
中部CAE懇話会会長
株式会社菱友システムズ
伊藤 隆 氏 |
時間 |
10:00〜10:05 |
団体会員
講演1 |
「メッシュレス高速解析ツール
「SimSolid」の紹介とベンチマーク結果に対する弊社所感のご紹介」 |
時間 |
10:10〜10:40 |
講師 |
株式会社テラバイト
平井 卓 氏
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概要 |
SimSolidは設計エンジニアはもちろん解析専任者でも使える構造解析ソフトウェアです。
メッシュレスなので、今まで膨大な時間を要していたメッシュ作業はもちろんのこと、形状修正も不要で、ボルトや微少部位などそのままで解析が可能、しかも高速という夢のようなソフトウェアです。
夢はありますが、現実問題使えるレベルなのか、という疑問が沸くのが当然です。
そこでSimSolidの概要紹介に加え、弊社が独自に実施したベンチマーク結果に対する所感をご紹介します。 |
団体会員
講演2 |
「GPUの並列処理機能を利用した
リアルタイムシミュレーションで新しいモノづくり環境を支援!」 |
時間 |
10:45〜11:15 |
講師 |
サイバネットシステム株式会社
安藤 浩 氏 |
概要 |
フロントローディングプロセスで利用する設計CAEには即時性が求められており、それを実現するリアルタイムシミュレーションツールが世に送り出されてきました。
リアルタイムシミュレーションで設計案の探求を行い、高忠実度シミュレーションで設計の妥当性を判定できます。ここでは、新しいモノづくり環境を支援する対話型設計支援シミュレーションツール ANSYS Discoveryをご紹介いたします。 |
団体会員
講演3 |
「LS-DYNA IGAの近年の開発と今後の展望」 |
時間 |
11:20〜11:50 |
講師 |
株式会社JSOL
清水 則雄 氏
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概要 |
次世代の解析手法の1つとして、CADシステムで活用されているNURBSをCAEにおける解析手法に適用するIsogeometric Analysis(IGA)が注目されています。
IGAではメッシュ生成を必要とせず、CADに近い形状/データ構造を保持した解析が可能です。
LS-DYNAにもIGAの機能が実装されており、今後種々の分野への適用が進むと考えられます。
IGAの概要についてご説明するとともに、近年のソルバーサイドの開発の動向、そして今後の展望についてご紹介いたします。また、現在検討を実施しているLS-DYNA IGAの適用技術についても一部事例を交えながら、ご説明させていただきます。 |
講演1 |
「設計者CAEの現状と3D構想設計の可能性」 |
時間 |
13:10〜14:10 |
講師 |
サイバネットシステム株式会社
シニア・スペシャリスト
栗崎 彰 氏 |
概要 |
全世界でDX(デジタルトランスフォーメーション)の動きが高まりつつあります。日本も政府主導でDX推進活動が盛んに行われています。一方で、確かな技術で世界中を席巻した日本の「ものづくり」は欧米に押され、重大な局面に立たされています。ものづくり白書2020年版によると「設計力強化の必要性」が挙げられています。CAEは専任技術から設計技術に移行しています。本講演では、設計の迅速化と設計の高度化のために必要な設計CAE環境の提案とツールを紹介します。 |
講演2 |
「モデリング&シミュレーションにおけるV&V」
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時間 |
14:20〜15:20 |
講師 |
横浜国立大学
准教授 松井 和己 氏 |
概要 |
シミュレーションの品質や信頼性をどのように管理するかという方法論は広く認識されているわけではなく,部署や担当者ごとに独自の解釈やノウハウが存在するのが実情です.
本講演では,CAEの品質を管理する上で重要な「V&V; 検証(Verification)と妥当性確認(Validation)」という概念を紹介し,これに基づいてCAEやMBSEの品質を明文化して管理する方法論を説明します.CAEやMBSEの本質は,現実世界を仮想空間に再構築する「モデル化」という行為であり,「どのようなモデルを構築するか?」が最も重要な点です。これを明確に意識することによって,CAEの品質マネジメントの構成要件(精度,妥当性,信頼性)が定義できるようになります. |
講演3 |
「世界のバーチャルエンジニアリングの実態と日本の課題」 |
時間 |
15:30〜16:30 |
講師 |
東京電機大学 非常勤講師
国立研究開発法人 理化学研究所 研究嘱託
内田 孝尚 氏 |
概要 |
新しい開発/ものづくりの動きは今から20年ほど前、大きく舵を切っていたと思われます。その動きは全世界的に、3D/Digital/Virtualを用いた新しい設計/開発/ものづくり環境への移行に繋り、VE(Virtual
Engineering)環境の展開により、ポテンシャルの高い製品アウトプットが始まっております。その基本はバーチャルモデルを用いた各分野の機能連携と言えます。バーチャルモデルは形状を表現する3Dモデルと機能を表現するCAEモデルを融合させたほぼ現実の(virtualという意味)3D機能モデルです。これらを活用したビジネスモデルの一部も含め、バーチャルエンジニアリングの実態を説明する予定です。 |
オンライン
交流会 |
時間 |
16:30〜17:00 |
概要 |
オンライン形式の交流会です。 |
時間割 |
参照ください。 |
講演資料 |
団体講演1 |
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団体講演2 |
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団体講演3 |
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講演1 |
( ー ) |
講演2 |
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講演3 |
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団体会員様資料 |
株式会社テクノスター |
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プロメテック・ソフトウェア株式会社 |
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インテグラル・テクノロジー株式会社 |
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株式会社エステック |
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公益財団法人計算科学振興財団 |
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株式会社インサイト |
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日本マイクロソフト株式会社 |
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株式会社フォトン |
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サイバネットシステム株式会社 |
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日本テクノフォート株式会社 |
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株式会社CAEソリューションズ |
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参加費用 |
第38回中部CAE懇話会 参加費用
■CAE懇話会個人会員
・一般 :2,000円(税込)
・学生会員 :無料
■CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
:2,000円(税込)
■CAE懇話会個人会員外
・一般 :3,000円(税込)
・学生/院生:1,000円(税込)
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
申し込みをされた方にお支払方法を連絡いたします。
☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。 |
参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前にCAE懇話会事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。 |
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、5月7日(金)までに
個人会員登録申請を行ってください。すでに個人会員の方は、その必要はありません。 |
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参加申込 |
事前申し込みは終了しました。 |
参加条件 |
1.開催日の前日まで(5月13日(木)17時まで)に申し込みを完了されていること。
参加方法等を開催日の前日までにご連絡いたします。
2.参加は個人単位であること。
複数人での視聴は、禁止であること。
同一箇所で複数人で参加される場合も、個別に申し込むこと。
1人1端末でのアクセスとすること。
3.講演の内容を録画・録音されないこと。また、講演画面のスクリーンショットを取らないこと。
4.参加されるときに使用されるPCにカメラを接続され、当日の受付時にカメラ接続すること。
スマホでの参加も可能ですが、その場合も当日受付時に、カメラ接続すること。
受付時に、カメラで確認させていただきます。
5.当日、オンライン会議に参加されるときは、氏名が分かるような形で参加すること。
ログイン名に氏名を日本語で記入すること。
6.上記に同意いただけない場合は、参加が不可となることを了承いただけること。 |
資料
(注1) |
配布可能な資料は、開催前に申し込みをされた方に、資料入手用パスワードをご案内します。。
なお、資料入手用パスワードを受け取られた場合は、当日不参加の場合も参加費用を請求させていただきます。
当日不参加の方で、資料を希望される場合に、参加費用をお支払いいただくことで、資料を入手できるようにしています。そのため、公平性の観点から、ご理解をいただくよう、お願いいたします。
当日不参加で、資料を必要とされる方も、事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。 |
備考 |
内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。 |