第12回北陸CAE懇話会
テーマ 「熱流体解析〜入門から応用まで〜」
日時  2017年11月18日(土)10:30−19:00 (受付開始:10:00)
場所 ウイングウイング高岡(高岡市生涯学習センター) 503号室
〒933-0023 富山県高岡市末広町1−8
TEL:0766-22-0044
あいのかぜとやま鉄道・高岡駅前、JR新高岡駅から高岡駅までは城端線で約3分

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受付 10:00受付開始
講演

講演     
講演1: 「熱流体解析入門」       
講師  金沢大学 理工研究領域 サステナブルエネルギー研究センター 准教授 河野孝昭 氏   
時間   10:30〜12:00
概要 熱流体解析の知識のない方を対象に、熱流体解析の概要(解析の一連の流れ)を簡単な例題で説明するとともに、熱流体解析する上での注意点をお話しします。
私がこれまで取り組んできた、建築物周りの風の流れ解析や、市街地の熱環境解析、風車まわりの流れ解析、金沢大学流体工学研究室で取り組んでいる各種熱流体解析の事例についてもご紹介します。
講演2:「多分野に広がる熱流体シミュレーションの活用事例紹介」
講師 サイバネットシステム株式会社 メカニカルCAE事業部 技術部 CFDグループ 河野稔弘 氏
時間 13:30〜14:20
概要 熱流体解析はソフトウェアの機能向上に伴い、航空機や自動車といった従来の分野だけに留まらず、 医療や食品などこれまでに解析で充分な成果が得られなかった分野にも広がりつつあります。
今回は様々な分野における熱流体分野の課題について、サイバネットが持つANSYSを中心とした製品群の活用によって得られるソリューションの一例をご紹介致します。
講演3:「解析方法およびメッシュ生成の考え方〜最適な解析手法を求めて〜」
講師 株式会社アルパイン設計事務所 第二技術グループ解析チーム 薮内裕之 氏
時間  14:20〜15:10
概要 熱流体解析を用いた設計支援に関するご紹介および最適かつ高効率な解析設定方法についてお話します。
ものづくりにおける解析評価では、評価対象物や評価目的によって解析のアプローチが異なり、その都度、”問題がない精度”で評価ができ、”高効率・低コストな解析方法”を選択しなければなりません。
本件では、乱流モデルの選択やメッシュ生成基準の考え方に着目し、これまでに行った実証実験と解析結果の比較検証を基にご紹介いたします。
講演4:「熱設計のパラダイムシフトと部品メーカの取組み」
講師  KOA株式会社 技術イニシアティブ技創りセンター 有賀義紀 氏
時間  15:25〜16:15
概要  電子機器の小型化に伴い、部品の熱を基板を利用して放熱することが重要となっています。
基板放熱を主体とした熱設計における注意点と、それに適した部品仕様の見直しの取組みについてご紹介します。
また、実機評価にて重要となる微小部品の温度測定方法についての注意点についてもご紹介します。
資料 Presen
特別講演:「有限要素法の基礎理論を勉強することの大切さ」
特別講演    講師 京都大学大学院 工学研究科 教授 / 理化学研究所 理事長特別補佐  小寺 秀俊 氏
時間 16:15〜17:15
概要 近年人工知能・Deeplearningと言う言葉が飛び交い,IOT,ICTを含むDigital化社会へ急速に変化しています
日本の科学技術や産業もSociety 5.0と言うフレーズの元に大きく変化しようとしています.
数値解析の歴史は1960年代から計算機の発達とともに,差分法・有限要素法そしてその後の多くの解析理論の研究とともに数値計算方法の研究が加わり,現在のものや現象の研究開発においては必要欠くべからざるものに成っています.
 計算機速度がまだ遅く,記憶容量も少なかった2000年ぐらいまでは,計算理論を修得し理論に関する知識と経験をもとに解析対象のモデル化も工夫しながら解析を行っていましたが,今日では昔のスーパーコンピュータの機能はPC程度になり,小さなPCで様々な現象を解くことができるようになりました.また,ソフトウェアもユーザーインターフェースが高機能化した結果,解析理論や数式を知らずとも結果を得ることができるようになりました.
 しかし,解析に用いられている基礎理論や数値解析方法を知らずに用いる事には多くの落とし穴があります.本講演ではその一端に触れながら,基礎理論や数値解析理論の修得の重要性に関してお話ししたいと思います.
資料  Presen
質問コーナー & 交流会
内容    「熱流体」「熱設計」(その他CAE全般に関する質問)
講師  金沢大学 河野孝昭氏
サイバネットシステム株式会社 河野稔弘氏
株式会社アルパイン設計事務所 薮内裕之氏
KOA株式会社 有賀善紀氏
京都大学 小寺秀俊氏
時間   17:30〜19:00
備考  質問のある方は、申込時に質問内容を記載ください。
昼食
内容 時間  12:00〜13:00
備考  ウイングウイング高岡内または近郊の昼食施設をご利用ください。
高岡駅にはコンビニエンスストアもあります。 
会場の会議室でコンビニエンスストアで購入した弁当等を食べることはできますが、ゴミは各自で持ち帰ってください。
 団体会員様デモ展示
デモ
展示
    
シーメンスPLMソフトウェア・コンピューテイショナル・ダイナミックス株式会社
                              統合CAEツールSTAR-CCM+, 設計探査ツールHEEDS
サイバネットシステム株式会社           マルチフィジックスCAEツール ANSYS
プロメテック・ソフトウェア株式会社         粒子法流体解析ソフトウェア、粉体解析ソフトウェア
交益財団法人計算科学振興財団         日本全国から使えるFOCUSスパコンとHPC利用支援のご紹介
株式会社インサイト                   可視化ならMeshmanParticleViewer_HPC
アフタヌーン・プレゼンテーション 
内容 講師 デモ展示をされている団体会員様
時間 13:00〜13:30
 参加申込 
参加
費用   
第12回北陸CAE懇話会 参加費用
CAE懇話会個人会員
   ・一般    :2000円(税込)    ・学生会員 :無料
CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
   ・2000円(税込)
CAE懇話会個人会員外
   ・一般    :3000円(税込)    ・学生/院生: 1,000円
 
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
  当日受付にてお支払いください 。
☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。 
 参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前に CAE懇話会事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。会場での請求書支払申込はできません。
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、11月10日(金)までに個人会員登録申請を行ってください。
すでに個人会員の方は、その必要はありません。
参加
申込
Webからの事前申し込みは終了しました。
当日会場受付へお越しください。
備考   内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください




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