中部地区 解析塾 FEMプログラミング講座
講師 京都大学 教授 小寺 秀俊 様
開催期間 2011年6月から2011年10月の6回コース
開催日
第1回: 6月4日 (土)
第2回: 7月9日 (土)
第3回: 8月20日 (土)
第4回: 9月24日 (土)
第5回: 10月8日 (土)
第6回: 10月29日 (土)

注:会場・講師のご都合により、開催日・会場が変更される可能性があります。
開催場所 刈谷市産業振興センター
開催時間 9:00−15:00
受講料 CAE懇話会個人会員(正会員、賛助会員共):5万円   非会員:6万円
定員 8名以上15名以下
(最低受講者数に満たない場合は開催しない場合があります。定員になり次第、締め切ります)
備考

【固体力学分野2級対象】
 有限要素法のマトリックスや原理・数値計算法・要素の原理・計算力学のための数学の基礎について詳しく学びます。
 プログラム開発経験のない人でも、Excelのマクロ(Basic)プログラムで、学習することができます。
*演習用PCとしてノートブックを持参ください。C,FORTRANを使う人は、コンパイラも必要です。
*日本機械学会の公認CAE講習会(固体力学分野)に認定されました。
*原則として最終回に修了証をお渡ししますが、出席回数が少ない場合あるいは講師の判断により、修了証を発行出来ない場合があります。

申込方法  申込は終了しました。
内容 概要
有限要素法のプログラムを自作することにより、CAE技術者にとって難解な有限要素法や数値計算法の原理をきちんと学ぶ講座です。
データの入出力、マトリックスの作成ルーチン、マトリックスのソルバー、結果の出力までの一連のソフトの開発を自ら行います。
2次元モデルを対象とするソフトを開発します。解析機能の対象は、 線形構造解析、熱伝導解析です。
言語はFORTRAN、C、C++など、自分の得意な言語を使います。Excelのマクロ(Basic)プログラムでも学ぶことができます。
ある程度の課題を持ち帰ることもあります。合計6回の開催期間の中で、完成させることが目的となります。6回継続して参加できることが重要です。

ステップー1:有限要素法の基礎

連続体と離散化の関係、変位ーひずみ関係、マトリックス(変位関数・形状関数)、
応力ーひずみ関係・マトリックス(構成方程式)、ひずみエネルギー、仮想仕事の原理、
剛性方程式、節点力ベクトル、変位ベクトルなどの、基本原理を学びプログラム化します。
計算力学のための数学の基礎は、随時学習します。

ステップー2:数値計算法の基礎・アイソパラメトリック要素ほか

できあがった方程式を解くためのソルバー(直接法と反復法)、アイソパラメトリック要素と数値積分などのさらに解析に必要な原理を学びプログラム化します。
できあがったプログラムを使って計算し、ふだん使っているソフトの結果と比較してみましょう。