中部地区 材料力学講座
〜 2012年/平成24年度 新コース 〜
講 師
AN技術士事務所 中本 昭 様
開催期間
2012年5月〜10月 6回コース
開催予定日
第1回: 5月26日(土)
第2回: 6月30日(土)
第3回: 7月28日(土)
第4回: 8月25日(土)
第5回: 9月29日(土)
第6回: 10月27日(土)
注:会場・講師の都合により、開催日・会場を変更する場合があります。
開催場所
刈谷市産業振興センター
JR刈谷駅(北口)・名鉄刈谷駅(北口)から徒歩3分
開催時間
10:00−16:00
受講料
受講料: 個人会員
50,000
円 非個人会員
60,000
円
定 員
10名以上20名以下
(最低受講者数に満たない場合は開催しない場合があります。定員になり次第、締め切ります)
講座の
ねらい
連続体の運動に関する知識と応力やひずみに関する基本的な考え方を学び、 強度設計で必要となる基礎的なスキル、特に 「CAEを自律的に利用するために必要な能力」 を身に付ける。
内 容
目 標:
材料力学の基礎となる考え方を理解し、マニュアルや先行事例に従うのではなく、
常に自分が何をしているのかを意識しながら原理原則に基づいてCAEに取り組むことを目標とする。
対象者:
・ 材料力学を初めて学ぶ人
・ 材料力学を学んだが忘れてしまった人
・ 材料力学を学んだが理解できなかった人
・ 高校までの数学、物理が理解できる人
講座の構成:
受講者の講義への参加を促して、できるだけ双方向の講義となるように心がける。
  10:00-12:00 前回講義の復習、質疑、講義
  12:00-13:00 昼食休憩
  13:00-14:30 演習と解説
  14:30-14:45 休憩
  14:45-16:00 講義、まとめと質疑
@説明の都合上、微積分や線型代数の知識を必要とする場合があるが、できるだけ最小限に
とどめ、詳細は専門書に譲ることにする。
A講義で説明した内容を理解するために演習を行うので、計算用紙数枚と電卓を持参してほしい。
第1回 5月26日 / 材料力学を学ぶ意味、基本的な考え方
・ この講座で対象とする材料力学の範囲
・ 材料力学を学ぶ意味
技術者倫理、設計の楽しさ
・ 力学の基本、ニュートンの運動の法則
・ 前提とする考え方
力のつりあい、連続、均質、等方性、微小変形
・ 演習、演習の解説、質疑応答
第2回 6月30日 / 物体が力を受けたときの反応を調べる。ひずみと応力
・ 剛体と弾性体
・ 変形の考え方、ひずみの解析
・ 応力の解析
・ 応力とひずみの関係
・ 連続体の運動方程式
・ 演習、演習の解説、質疑応答
第3回 7月28日 / 材料の強さ
・ 材料試験
・ 金属の応力・ひずみ
応力−ひずみ線図、静水圧と降伏、破損の条件
・ 塑性変形のメカニズム
理想強度と実態強度、転位の話
・ 応力集中、疲労破壊、破壊力学
・ 演習、演習の解説、質疑応答
第4回 8月25日 / 構造物の変形と応力の解析T
・ 強度と剛性
・ 構造物の変形の解析
・ はり理論
はりの曲げ、ねじり、座屈
・ エネルギ法
・ 演習、演習の解説、質疑応答
第5回 9月29日 / 構造物の変形と応力の解析U
・ 構造物の応力の解析
・ 2次元応力状態
・ 応力関数を利用する方法
・ 無限板の円孔周りの応力、亀裂先端の応力、接触応力
・ 有限要素法
手計算での解析
・ 演習、演習の解説、質疑応答
第6回 10月27日 / モデル化と結果の検証
・ 構造のモデル化の要点
モデル化の考え方
境界条件の選択、対称・反対称、周期的境界条件
実際の寸法、形状、材質をよく見る
・ 計算結果の検証
Verification & Validation
・ 演習、演習の解説、質疑応答
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