中部地区 トポロジー最適化の基礎

講師 

京都大学 研究員  近藤 継男 氏

開催期間

2019年 6 月 から 2019年11月 までの 6回コース

開催予定日

第1回:    6  6 (木) 
第2回:    7 11 (木)
第3回:    8 22 (木)
第4回:    9 19 (木)
第5回:  10 17
(木)
第6回:  11 14
(木)

注1:会場・講師の都合により開催日、会場を変更する場合があります。

開催場所

刈谷市産業振興センター
 JR刈谷駅(北口)/名鉄刈谷駅(北口)から 徒歩3分
http://www.city.kariya.lg.jp/shisetsu/sangyokeizai/sangyokoshinsenta/index.html

開催時間

午前: 10:00 〜 12:00
午後: 13:00 〜 16:00

受講料

個人会員  : 50、000
個人会員外: 60、000
学生会員  : 20、000円

定員

5名以上20名以下
*最低受講者数に満たない場合は、その拠点では開催しない場合があります。
*定員になり次第、締め切ります。

備考

*PCを利用して実習を行います。 受講にはノートPCを準備してください。
   PCのスペック OS:Windows10 もしくは Windows7 64ビット
OSとしては、Windows10を推奨。
  メモリー 4GB以上
  HDD 10GB以上の空きがあること
*電源ケーブル、ネットワークケーブルは各自用意してください。
概要  次に記すような工学諸問題を対象に、トポロジー最適化法により最適化問題の解(何らかの制約条件のもとで目的関数を最小化する物体等の形) を求める方法について解説します。
また、CAE ソフトウェア用いて簡単な例題を解く実習をしていただきます。
   固体熱伝導: 固体中の熱の流れの最大化
   弾性体変形: 固体の変形の最小化(剛性の最大化)
   流体(層流): 流体中のエネルギ損失の最小化、流体中の物体にはたらく抗力の最小化あるいは揚力の最大化
   熱伝達(層流熱伝達): 流れを利用した熱伝達の最大化
受講者としては、例えば次に記すような方を想定しています。
   トポロジー最適化法の基礎的な理論や手続きについて学びたい方
   トポロジー最適化法を利用した設計業務等にこれから取り組まれる方
講義は、午前は講師が講義形式で説明し、午後は受講者の皆様にCAE ソフトウェアを用いて実習していただきます。ただし、第1 回は午前、午後ともに講義が主体、第2 回は利用するソフトウェア(COMSOL) の設定と操作の習得が主体となります。

内容      

第1回
10:00〜10:30  全体の進め方説明と自己紹介 
10:30〜12:00  最適化とCAE
13:00〜16:00  予備知識 (ベクトルとテンソル、汎関数とその変分など)
第2回
10:00〜12:00  利用するソフトウェア(COMSOL)の環境構築 
13:00〜16:00  COMSOLの使い方について説明と実習
第3回
10:00〜12:00  固体熱伝導の最適化: 理論的説明 
13:00〜16:00  固体熱伝導の最適化: 実習
第4回
10:00〜12:00  弾性体構造の最適化: 理論的説明 
13:00〜16:00  弾性体構造の最適化: 実習
第5回
10:00〜12:00  低レイノルズ数流れ(層流)の最適化: 理論的説明 
13:00〜16:00  低レイノルズ数流れ(層流)の最適化: 実習
第6回
10:00〜12:00  層流熱伝達の最適化: 理論的説明 
13:00〜16:00  層流熱伝達の最適化: 実習
テキスト こちらであらかじめ準備をさせていただきます。
予備知識 大学1,2年の数学と力学を学んだ記憶があれば結構です。
申込方法  ← お申込はこちらより承ります