中部地区 流体伝熱基礎講座
(名古屋工業大学 共催)
〜公認CAE技能講習会〜
オンライン形式
講師 名古屋工業大学大学院 電気・機械工学専攻 (* 物理工学専攻)
  名誉教授  後藤 俊幸 氏*
  教授    森西 洋平 氏
  教授    玉野 真司 氏
  准教授   牛島 達夫 氏
  准教授   保浦 知也 氏
開催期間 2024年  5月 から 2024年9月 までの 6回コース
開催日
第1回: 5
 25 (土)
第2回: 6  15 (土)
第3回: 7   6 (土)
第4回: 7  27 (土)
第5回: 9   7 (土)
第6回: 9  28
(土)

注:講師のご都合により、開催日が変更される可能性があります。
開催場所 オンライン形式での開催
開催時間 午前:   9:30 〜 12:30
午後: 13:30 〜 16:30
受講料 個人会員  : 80、000円
個人会員外: 90、000円
学生会員  : 30、000円

団体会員所属の方:80,000円
定員 6名以上30名以下
*最低受講者数に満たない場合は開催しない場合があります。
*定員になり次第、締め切ります。
備考 * 演習用のPCを準備してください。gfortran、gnuplotは別途配付する資料に従ってご自身でインストールしてください。
*日本機械学会の公認CAE講習会(熱流体力学分野)です。
講義形式 WebEXによる受講方法をとります。受講者は各自PCを用意の上、オンライン形式で講義を聴講していただきます。
オンライン形式でWebExを初めて使用される方には、事前に確認テストを実施します。
テストは10分程度を予定しています。
*各回の講義後、録画をオンデマンドで視聴できます。(4週間程度)
参加条件 1.参加は個人単位であること。
  複数人での視聴は、禁止であること。
  同一箇所で複数人で参加される場合も、個別に申し込むこと。
  1人1端末でのアクセスとすること。

2.講演の内容を録画・録音されないこと。また、講演画面のスクリーンショットを取らないこと。

3.上記に同意いただけない場合は、参加が不可となることを了承いただけること。
申込方法  ← お申込はこちらより承ります
概要 流体運動の表し方、解析の仕方、流れの読み方、そして数値的に流れを解くための基礎知識と技術をわかりやすく解説します。
対象は、次のような方を想定しています。
  ・ CFDソフトを使っているが、流体力学と流体の数値計算の基礎理論をしっかりとしたい人
  ・ 大学で流体力学を学んだ記憶があるけれども、使う立場になって今一度やり直したい人
(午前)は講義形式で、簡単な演習問題を紙と鉛筆で解いていただきます。
(午後)は、数値計算の基礎の解説と実際のプログラミングの実行を行います。
講義だけではなく流れの実例の解説をより多く取り入れるとともに実験室の紹介をビデオでご覧頂きます。流れを読むための理論と実験室の雰囲気を感じてもらい、流体力学のセンスを磨いていただきます。
演習はWindows上でプログラムはFortran90で書いたソースコードを配布し解説しますが、数値解法のエッセンスはFortran90の知識がない方でも理解していただけます。また、サンプルプログラムは配布します。流体力学、伝熱、CFDに興味のある方、流体力学分野のスキルアップを図りたい方は是非ご参加ください。
また、乱流数値解析講座をアドバンストコースとして別に2日間開催いたします. この講座ではk-ε方程式の導出や乱流の大渦シミュレーション(LES)の基礎方程式と数理モデリングの解説、そして例題演習を行います。乱流数値解析講座だけの受講も可能です。
内容 こちらを参照ください Course
受講者の声 ・CFDを専門にする研究室に所属しているにも関わらず、体系的に流体解析を学ぶ機 会が
 これまでなかったため非常に勉強になった
・自分の能力としては難易度が高いと感じましたが熱伝達の理論をできたので大変有益でした
・過去に学ぶ機会があまりなかった分野(熱、粘性流など)を学ぶ良い機会になったこと
 一人で学ぶにはハードルが高く、また何を参考とするのが良いのかわからなかった
 今回参加して熱流体・粘性流体を学ぶきっかけを作れた上に参考となる資料や本の情報を多く得た
・CFDソフトで何気なく選択していたアルゴリズムの中身が分かった
・本では得られない背景など知ることができた
・基礎なのではっきりとした目的はなかったが、毎回十分得られるものがあった
 単に資料をみるのではなく、生の講義だとイメージつきやすかった
 現象とか理論の話に対して数値計算の難しさに初めはとまどったが、これが流体解析だと実感できた
・流体力学の方程式を見て意味が分かるようになった点。解析手法毎のメリット、デメリットを把握できた点。 
 流体解析の知識が得られた点(圧力計算が難しい。収束を早めるためのαなど)
・流体力学の基本と数学的な取扱い方を学ぶことができたので良かった
 ただし今回使用した資料を使って今後も復習が必要だと感じています。
・流体に対する論理的議論を上司とできるようになったので基礎的な知識は身に付けたと思います
・CFDが収束計算になる理由  y+の意味
その他 テキスト
ホームページからダウンロードします。  
予備知識
Fortran90あるいはCの基礎知識と大学1,2年の数学と力学を学んだ記憶があれば結構です。