SPICE入門
(オンライン形式/オンデマンド形式)
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講師 |
加藤 博二 氏 (Sifoen 代表) (講師のご紹介はこちら
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開催期間 |
2025年1月〜2025年4月 7回コース |
開催日 |
(1)オンライン形式 13:30ー17:00
第1回 1月15日(土)
第2回 1月25日(土)
第3回 2月 8日(土)
第4回 2月22日(土)
第5回 3月 8日(土)
第6回 3月22日(土)
第7回 4月 5日(土)
(2)オンデマンド形式
募集期間: 2025年4月30日まで
視聴期間:
オンライン形式の講義内容を視聴できるようにします。
オンライン形式の講義用資料を共有できるようにします。
質疑応答日:
質疑応答日を設けます。事前に質問を送っていただき、質疑応答日にオンライン形式回答する形となります。
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講義形式 |
本年度は基本的にWexEXによる受講方法をとります。
受講者は各自PCを用意の上、オンライン形式で講義を聴講していただきます。
オンデマンド形式の質疑応答日についても、Webexによる受講方法で参加いただきます。 |
オンライン形式
について |
WebExを初めて使用される方には、事前に確認テストを実施します。
テストは10分程度を予定しています。
テストを希望される場合は、申込時にお知らせください。 |
受講料 |
個人会員 40,000円、
個人会員外 50,000円
学生会員 10,000円
団体会員所属の方:40,000円
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定員 |
4名〜10名
* 最低受講者数に満たない場合は開催しない場合があります。
* 定員になり次第、締め切ります。 |
必要な機器 |
PCについて:
Windows7/8/10 32/64ビット。XPでは一部のソフトが稼働しません。
PCの能力は問いませんがメモリーは2GB以上を推奨します。 |
概要 |
本コースで取り上げるSPICEは古く(1970頃)から電子回路用として無償で公開されたシミュレーションソフトですから単価も低く販売者にとってうま味の少ない商品でした。
しかし、近年SPICEを取り巻く環境も大きく変わりつつあり、Micro-Cap/LT-Spice/PSpice for TIなど使い勝手を大きく改善した商用SPICEが機能無制限のまま続々と無償でリリースされています。販促グッズとしての面を持つこれらのSPICEは「無償=低機能」ではありません。SPICEが用いている節点法と呼ばれる解析手法は基本を理解すれば回路のみならず工夫次第で幅広く応用が可能です。
本コースでは数値解析を実感してみたい方や正しくSPICEを使いたい方を対象にして節点法の原理からその応用までを実例や演習を交えて紹介します。必要な電気の知識レベルは中学の理科レベルまでとしていますので機械系、文系の方も安心して受講していただけます。
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内容 |
第1回 節点法の紹介 |
1.1 節点法は何をどうやって解いているのか
1.2 静解析を例に解いてみよう
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第2回 非線形解析の実際 |
2.1 非線形解析とニュートン法
2.2 非線形問題の解析例
2.3 収束問題 |
第3回 過渡解析(台形法とGear法) |
3.1 未来の値を予測する前進法と後退法
3.2 キャパシタンス素子を用いた動解析
3.3 インダクタンス素子を用いた動解析
3.4 理想電圧源の組み込みと解析事例
3.5 解析条件の設定 |
第4回 解析エラーの原因と対策 |
4.1 解析エラーの切り分け
4.2 計算が収束しない
4.3 収束エラーの対策
4.4 回路に起因するケース
4.5 初期設定によるもの
4.6 解析実行エラー対処法
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第5回 応用設計-1 |
5.1 パラメトリック解析とその応用
5.2 工程能力とモンテカルロ解析
5.3 実設計へのモンテカルロ解析の応用
5.3.1 バラツキのある電圧源/電流源
5.3.2 バラツキのあるモデルパラメータ |
第6回 応用設計-2 |
6.1 工程不良ゼロのためのワーストケース解析(W.C.解析)
6.2 感度解析法によるW.C.解析
6.2.1 W.C.解析の注意点
6.2.2 W.C解析と設計品質
6.3 ワーストケース解析と設計最適化
6.4 最適設計と最適解の信頼性 |
第7回 その他の解析事例 |
7.1 新しい解析分野への事例紹介(熱解析、振動解析)
7.2 SW電源の伝達関数の新しい解析手法の紹介
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申込方法 |
←お申込はこちらより承ります。
ご連絡事項欄に、オンライン形式かオンデマンド形式かを記載ください。
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