第35回関西CAE懇話会 |
テーマ |
ものづくりに貢献するCAE |
日時 |
2012年11月9日(金)10:00〜19:00 |
場所 |
西宮市民会館 (〒662-0918 兵庫県西宮市六湛寺町10番11号
■アクセス (阪神電車 西宮駅下車 徒歩 5分)
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受付 |
9:30受付開始 |
基調
講演 |
「設計力強化のためのCAE活用と3Dデータ標準化」 |
講師 |
株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター
主任研究員 工学博士 内田 孝尚 様 |
時間 |
16:15〜17:45 |
概要 |
3D設計環境を用い、設計者が3D設計を行なうことが当たり前になって久しい。その3D設計環境の中で、設計仕様の熟成の為、設計者のCAE活用も普及して来た。その普及の状況と今後の方向性を述べるとともに3D設計環境における課題と3Dデータの標準化について述べる。 |
資料 |
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技術
講演 |
「エンジニアの「気づき」と「ひらめき」を加速する設計探査」 |
講師 |
横浜ゴム株式会社 研究本部小石研究室
研究室長 小石 正隆 様 |
時間 |
14:15〜15:00 |
概要 |
設計開発に携わるエンジニアの「気づき」や「ひらめき」を促すことを目的に、計算力学シミュレーション、多目的最適化とデータマイニングを組み合わせた設計情報の発見手法、すなわち設計探査について検討を進め、低燃費タイヤ開発へ適用しています。ここでは、設計探査を支えるデータマイニングなどの手法の紹介と共に、適用事例を交えて設計探査の可能性についてご紹介します。 |
「自動車エンジン・変速機開発における大規模CAE」 |
講師 |
マツダ株式会社 パワートレイン開発本部 エンジン性能開発部
栗栖 徹 様 |
時間 |
15:15〜16:00 |
概要 |
エンジン・変速機の開発には、非常に長い期間と多大な工数・費用がかかるが、大規模CAE解析を適用することによって、予測精度が飛躍的に向上し、試作&実機試験を大幅に削減することが可能になる。新型のエンジン・変速機開発に適用した事例を交えて解析技術を紹介する。 |
技術
講座
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設計者に役に立つCAE |
「設計者にCAEを使ってもらうにはどうすればいいの?」 |
講師 |
アンシス・ジャパン株式会社 松田 和弘 様 |
時間 |
10:00〜10:30 |
概要 |
ANSYS社のCAEツールで設計者の方に使っていただくために開発、強化されている機能を紹介すると共に、CAEツールを設計部門に活用してもらおうとしたときの選択枝や気遣い等、以前製造メーカーにいた時の経験も含めてお話しします。 最後に「CAEは理論がちゃんと分からないと使えないの?実験値といっしょの数字にならないといけないの?」って悩んでいる方へアドバイス(=解析塾の勧め)したいと思います。 |
「設計ツールの一つとしてのMSC製品のご紹介」 |
講師 |
エムエスシーソフトウェア株式会社 川上 竜太 様 |
時間 |
10:30〜11:00 |
概要 |
1963年以来、弊社MSCソフトウェアはCAEツールを様々な産業界に提供してまいりました。MSC製品というと「専門的すぎて敷居が高い」、「研究開発向け」というイメージをお持ちの方も多いかと思います。しかし、MSCが提供するソフトウェアの中には、設計に従事されている皆様のご要望に沿った、設計ツールの一つとしてご利用いただける機能も数多く存在します。今回はその中のいくつかをご紹介します。皆様の今後の設計のご参考にしていただければ幸いです。 |
「CAEをものづくりに生かす為のソフトウェアベンダーの取り組み 」 |
講師 |
ソフトウェアクレイドル株式会社 栗林 真一 様 |
時間 |
11:00-11:30 |
概要 |
CAEの設計展開の一つの形として自動化、システム化がある。 経験の少ないエンジニアでも一定の成果を生み出す事ができる 様になった一方で解析結果を工学的に判断し
製品実現へ結びつける能力の重要性が再認識されている。 またCAEをものづくりに生かすひとつの概念としてロバスト設計がありアプリケーション側での機能強化が進められている。CRADLEの取り組みとして
教育の側面から、各分野専門家による設計の基礎教育セミナーについてソフトウェアの側面から、Kriging法、MOGA、による感度解析について紹介する。 |
「レーザ溶接プロセスにおける金属溶融・凝固解析」 |
講師 |
株式会社テラバイト 菊池 俊彦 様 |
時間 |
11:45-12:15 |
概要 |
金属の接合方法の一つにレーザ溶接があるが、極めて短時間のうちに金属は、熱吸収・溶融・蒸発・凝固という過程を経て溶接が行われる。製造プロセス上問題となるのは溶接欠陥である。溶融過程で問題となるのは、ポロシティ(気泡)取込み・スパッタ(飛散)による質量欠損などである。凝固後には、局所的な入熱に起因する熱歪みによる形状変形・ポロシティ存在箇所の剛性低下などが問題となる。本発表では、VOF法によるレーザ溶接過程の数値解析方法・実現象再現性を説明し、溶接欠陥予測への利用方法を紹介する。 |
「設計者でも簡単/高速に使えるCAEクラスタ導入のポイント」 |
講師 |
富士通株式会社 西 敬二郎 様 |
時間 |
12:15-12:45 |
概要 |
クラスタシステムを導入して「高速に解析したい」けれど、導入したらどう変わるのか。PCやワークステーションから更新することで、『使い勝手』『共有』『可視化』はどう変わるのか。このような悩みに対して富士通は長年培ったCAEハードウェア構成ノウハウ、をベースにお答えし、またPCクラスタ導入効果をご紹介します。 |
「導入実績多数!。初めての設計者でも直感的に使用可能。設計者のためのCAEソフト“オール国産/TSV-Designer”。
当日はオンサイトデモンストレーションをご覧ください」 |
講師 |
株式会社 テクノスター 立石 勝 様 |
時間 |
12:45-13:15 |
概要 |
TSV-Designerは搭載機能を解析に必要な機能のみに絞ってあり、コマンドを順に選択する簡単な操作で「モデル作成→計算→多彩な結果評価」が可能です。Preは強力な自動メッシャーを搭載しCADエラーを自動吸収するためCADデータ修正などの無駄な作業が発生しません。国産の高速ソルバーADVENTUREClusterを搭載し精度を保ちつつ短時間で結果が得られます。Postでの多彩な結果評価はワンボタンでPPTへ転送したりグラフをcsv出力することも可能。レポート機能も大変充実しています。 |
技術
講座
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OpenCAEの最新情報と解析塾予告編 |
「Salome-Mecha 活用研究会 非線形分科会活動報告」 |
講師 |
中西金属工業株式会社 石黒 博康 様 |
時間 |
10:00〜10:30 |
概要 |
「Salome-Meca活用研究会」は現在19名のメンバーが5つの分科会に分かれて活動しています。
「ビ―ム・シェル、日本語化、非線形、入門・導入・検証、Windows」の分科会です。
本講演では非線形分科会 :ゴム材料の解析事例(商用との結果比較)、日本語化分科会:DEXCS-Salomeの日本語化についてご紹介します。 |
「Salome-Mecaの最新情報と先端的なオープンCAE構造解析事例」 |
講師 |
岐阜工業高等専門学校 教授 柴田 良一 様 |
時間 |
10:30〜11:30 |
概要 |
オープンソースの構造解析システムとして、近年、Salome-Mecaが注目されています。フランスのEDFが開発したこのシステムは、様々な活用がワールドワイドに展開しています。日本でも活用情報などの蓄積や公開などが進んでおり、研究開発だけではなく、業務設計に向けた活用検証も進んでいます。
本講座では、システムの解析機能のご紹介と現状の取り組みなどをご紹介します。加えて、オープンソースで実現する破壊解析について、最新の取り組みについてもご紹介します。
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「ESI OpenFOAMサービスのご紹介」 |
講師 |
日本イーエスアイ株式会社 三邉 考志 様 |
時間 |
11:45〜12:15 |
概要 |
本発表では主にESIによるOpenFOAMを使用した事例やカスタマイズ事例、ESIが開発したOpenFOAM用のGUIのご紹介。
さらに、弊社によるOpenCFD社買収とESIが考えるOpenFAOMの今後について簡単ですがご紹介させていただきます。 |
資料 |
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「オープンソースCFDツールOpenFOAM(R)の現状およびその可能性」 |
講師 |
株式会社OCAEL 代表取締役 今野 雅 様 |
時間 |
12:15〜13:15 |
概要 |
近年、大学や研究機関の研究者のみならず、企業の一般CFD解析業務においても、ソースがオープンであるため計算コードの検証が可能であり、並列計算やクラウド利用においてもライセンスの問題が少ないオープンソースのCFD解析コードであるOpenFOAM の使用例が急速に増えつつある。本講演ではOpenFOAMのを概説すると共に、OpenFOAMにまつわるオープンソース界隈の現状について述べる事により、OpenFOAM等のオープンソースコードによるCAEの可能性について探る。 |
実験と
CAE
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実験とCAE |
「振動モードの変遷を眼で見よう」 |
講師 |
株式会社GSユアサ 吉田 豊 様 |
協力 |
株式会社フォトロン 奥田 隼也 様、
ソリッドワークスジャパン株式会社 島村 知子 様 |
時間 |
10:00-14:15 |
定員 |
21名(3人/組で挑戦していただきます) |
概要 |
固有値および固有モードを画面で表示するのはCAE技術者なら簡単なことですね。
それを実際に揺すって、モードが第一から第二、第二から第三と変わっていくのを 自分の手と眼でみたいと思います。そううまく変わっていくものかどうか、お楽しみ。
手回しの振動台を作りました。30Hzくらいまで回せることがわかりました。
皆様の手で回してもらい、それを高速度カメラで撮影し、同じような条件で動解析した結果と 見比べる予定です。
振動台のイメージと私のトライした動解析のアニメをアップしておきます。 |
予備実験 |
(モデル図)
(動解析結果のアニメーション)
(スライドショウ)
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交流会 |
パネルディスカッションと参加者の交流 |
時間 |
18:00〜20:00 |
デモ
展示
&
資料
展示
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CAE懇話会団体会員企業のデモ・資料展示コーナーを設けます。
最新の情報収集にお役立てください。 ■出展団体会員企業名(受付順、敬称略)
=受付中= |
<デモ展示> |
株式会社テクノスター 国産CAEソフト/TSV-Pre、Post、Designer |
サイバネットシステム株式会社 マルチフィジックス解析ツール ANSYS |
株式会社ヴァイナス 構造最適設計システムTOSCA |
株式会社ソフトウェアクレイドル 国産CFDソフト SCRYU/Tetra STREAM 他 |
富士テクニカルリサーチ株式会社 光ファイバーによる歪み・温度計測機器FBI-Gauge |
株式会社SiM24 受託シミュレーションサービス |
<資料展示> |
株式会社爆発研究所 IMPETUS Afea等のライセンス資料 |
株式会社構造計画研究所 <粒子法>流体解析 |
株式会社大塚商会 各種解析ソフトカタログ |
財団法人計算科学振興財団 FOCUSスパコンと「京」のローカルアクセスポイント |
富士通株式会社 富士通PCクラスタのご紹介 |
株式会社テラバイト 材料試験、流体解析FLOW-3D他 |
株式会社アルゴグラフィックス Webベース ジョブスケジューラ ShareTask , XVL |
時間割 |
参照ください。 |
参加
費用 |
第35回関西CAE懇話会 参加費用
■CAE懇話会個人会員(正会員、賛助会員)
・一般 :2000円(税込) ・学生/院生:1000円(税込)
■CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
・2000円(税込)
■CAE懇話会非個人会員
・一般 :3000円(税込) ・学生/院生:1000円(税込)
■CAE懇話会団体会員の社員の方:
・2000円(税込)
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。 当日受付にてお支払いください
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☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。
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参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前に
CAE懇話会事務局までご連絡ください。会場での請求書支払申込はできません。 |
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、11月2日(金)までに個人会員登録申請を行ってください。
すでに個人会員の方は、その必要はありません。 |
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参加
申込 |
WEBでの申込みは終了しました。
当日、会場受付へお越しください。 |
備考 |
内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。 |