第37回関西CAE懇話会 |
テーマ |
CAEの教育 |
共催 |
公益財団法人 計算科学振興財団 |
協賛 |
国立大学法人 神戸大学 |
日時 |
2013年11月1日(金)10:00〜19:30 |
場所 |
神戸大学総合研究拠点
〒650-0047
兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-48
計算科学センタービル 2F(FOCUS),7F(兵庫県立大学)
〒650-0047
兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-28
■アクセス
ポートライナー 京コンピュータ前駅下車,
神戸大学総合研究拠点は徒歩 1分、計算科学センタービルは徒歩3分)
車でのご来場はご遠慮ください。
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受付 |
9:30受付開始 (受付は、神戸大学総合研究拠点の2階です) |
基調
講演 |
「HPCの過去、現在、未来」 |
講師 |
神戸大学 システム情報学研究科 特命教授 小柳 義夫 氏 |
時間 |
16:50〜17:50 |
概要 |
日本やアメリカでのHPCの発展を総括し、人類がPetaflopsにどのように到達したか、次のExaflopsにどのように挑戦するのかについて述べる。 |
特別
講演 |
「企業を牽引する計算科学高度技術者の養成プロジェクト」 |
講師 |
神戸大学 システム情報学研究科 教授 賀谷 信幸 氏 |
時間 |
15:50〜16:20 |
概要 |
文部科学省からの補助金で「企業を牽引する計算科学高度技術者の養成」プロジェクトを進めている。
本プロジェクトでは、地域に集積するものづくり産業を次世代型製造業へ転換させるために、企業内で最先端シミュレーション技術の導入・利活用を牽引するリーダーの養成を目指す。
シミュレーションの本質の理解を目的に、プログラム開発から既製アプリ・ソフトの活用まで、受講者に最適なテーラーメイドの教育カリキュラムで指導する。
プログラム相談室の設置など手厚い指導体制で、最先端スーパーコンピュータを駆使し、新産業の創出を牽引する技術者を育成する。 |
ソフトウェアベンダーからの「CAEの教育」 |
ベンダー
講演 |
「設計者におけるCAEの活用に向けて」 |
講師 |
株式会社大塚商会 宮本 佳則 氏 |
時間 |
11:00〜11:20 |
概要 |
昨今、設計者向けCAEにおいて機能強化が図られています。一方、正しい評価を行えなければ十分な効果は出せません。解析専任者ではなく、設計者が実施していく上で必要な知識を身に着けるための教育についてご説明いたします。 |
「CFDを社内で広げるための障壁と対策」 |
講師 |
アンシス・ジャパン株式会社 中嶋 進 氏 |
時間 |
11:20〜11:40 |
概要 |
CFDを企業内で活用し、実績をあげるには、越えなければならない2つの大きなハードルがあると考えています。1つは、解析担当者の技術力・提案力の向上です。もう1つは、CFDを活用していくことに前向きに取り組む企業文化の構築です。より良い解析者が、よき理解者の下で業務に取り組めるよう、担当者を対象とした技術セミナーと、管理者を対象としたセミナーの両面を充実させていくことをアンシス・ジャパンでは検討しています。 |
「今求められるものづくり現場のCAE技術者教育」 |
講師 |
株式会社構造計画研究所 佐橋 直樹 氏 |
時間 |
12:40-13:00 |
概要 |
3次元CAD上で解析ができる設計者CAEツールの普及とともに設計者自身がCAEを扱う状況が増えています。しかし、CADとCAEは異なる部分が多く、CAD教育の延長では効果がでません。設計課題解決のための道具として活用するには、操作トレーニングではない設計検討プロセス自体の教育が必要です。そのようなスキル向上のための教育カリキュラムをご提案します。 |
「テクノスター社が提供している基礎トレーニングセミナーの紹介」 |
講師 |
株式会社 テクノスター 技術顧問 吉村 昇一 氏 |
時間 |
13:00-13:20 |
概要 |
テクノスターでは大型の構造解析モデルを高速で作成し、また解析結果を出力できるソフトを開発し皆さまに提供しています。ユーザー様にこのソフトを使って戴く為、基礎トレーニングセミナーを開催していますが、セミナーでは、材料力学、運動力学等と構造解析との関係を理解した上で、いかに実務問題に解析を有効活用して戴くかに重点を置いて 取り組んでいますので紹介致します。 |
「教育機関における、COMSOL Multiphysicsを利用したCAE教育の事例紹介」 |
講師 |
計測エンジニアリングシステム株式会社 加藤 和彦 氏 |
時間 |
13:20-13:40 |
概要 |
COMSOL Multiphysicsの教育機関への導入事例を基に運用方法や取組、解析内容等を交えご紹介いたします。COMSOL製品概要やモデル事例と合わせ教育機関向けライセンス形態及びその運用、導入環境などを実際の導入例をお話しいたします。 |
「エムエスシーソフトウェアにおけるCAE技術者教育に対する取り組み」 |
講師 |
エムエスシーソフトウエア株式会社 永井 亨 氏 |
時間 |
13:55-14:15 |
概要 |
MSCでは、MSC製品の理論背景および操作方法はもちろん、ソフトウェアに依存しない一般的な理論まで、幅広い内容の教育プログラムをご用意しております。また、今年夏には学生向けのサマースクールを無償で開催するなど、CAE技術者の教育に積極的に取り組んでおります。本講演では、MSCがご提供する各種教育プログラムやCAE業務立上支援サービスの概要と、実施事例をご紹介致します。 |
「実験をやるからこそ、CAEのことがよくわかる!FEM実験室-静解析編&振動編のご紹介」 |
講師 |
サイバネットシステム株式会社 川口 博史 氏 |
時間 |
14:15-14:35 |
概要 |
CAEユニバーシティでは4年前に、実験と解析と理論を比較する「FEM実験室」を企画し、3年前の名古屋開催を皮切りに、現在まで全国各地で開催してまいりました。CAEユニバーシティでも人気の本講座を振り返るとともに、兼ねてよりご要望が高く、本年度新たにリリースする「FEM実験室-振動解析編」について、実験イメージを交えながらご紹介いたします。 |
ユーザーにおける「CAEの教育」 |
ユーザー
講演 |
「中西金属工業における設計者へのCAE教育事例」 |
講師 |
中西金属工業株式会社 石黒 博康 氏 |
時間 |
14:50-15:20 |
概要 |
CAEは製品開発に有効なツールであるという認識は設計者のなかに浸透してきた。次のステップとして、自分が担当する製品の解析を自分自身で実行できるようにとの思いで教育をおこなっている。その取り組みについてご紹介いたします。 |
「ワークショップ形式による設計者へのCAE展開事例」 |
講師 |
オムロンスイッチアンドデバイス株式会社 商品開発部 岸 成信 氏 |
時間 |
15:20-15:50 |
概要 |
CAEは設計者にとって有効かつ必須な設計ツールであるが、活用できるのは一部のメンバーに限られている実情がある。本報告では設計者全員へのCAE展開を目的として実行した、ワークショップと呼ぶ、演習による実践セミナー型の事例について、ユーザの立場から紹介いたします。 |
Salome-Meca活用研究会 第3期 中間報告 |
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「日本語化分科会報告」および「Windows分科会」 |
講師 |
CAE懇話会 Salome-Meca活用研究会 杉本 健 氏 |
時間 |
10:00-10:15 |
概要 |
日本語化分科会の第3期の目標、進捗状況、今後の計画を発表します。 |
「Salome-Mecaによる弾塑性解析」 |
講師 |
CAE懇話会 Salome-Meca活用研究会 石黒 博康 氏 |
時間 |
10:15-10:25 |
概要 |
軸対称要素を用いて深絞り弾塑性解析、極限解析をおこない商用コードとの比較を行ったので、その結果をご紹介いたします。 |
「入門・導入・検証分科会報告」 |
講師 |
CAE懇話会 Salome-Meca活用研究会 龍野 潤 氏 |
時間 |
10:25-10:35 |
概要 |
入門・導入・検証分科会の第3期の目標、進捗状況、今後の計画を発表します。 |
「Interface分科会報告」 |
講師 |
株式会社アルゴグラフィックス 辰岡 正樹 氏 |
時間 |
10:35-10:45 |
概要 |
Salome-MecaのソルバーであるCode_Asterは、非線形解析機能としても広範囲に適用可能である。プリポストは既存の環境を使い、ソルバーをCode_Asterを使うためにはインターフェイスの調査が必要となる。Interface分科会では、Code_Asterとのデータの受け渡しのためのインターフェイスの機能・仕様について調査を行っている。今後の計画について紹介する。 |
実験とCAE |
実験とCAE
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「2液混合の可視化と自由境界面の解析に挑戦しよう」 |
司会進行 |
株式会社GSユアサ 研究開発センター 吉田 豊 氏 |
協力 |
株式会社フォトロン 奥田 隼也 氏
株式会社構造計画研究所 桝田 草一 氏 |
時間 |
11:00〜16:20 |
定員 |
20名(立ち見は自由) |
概要 |
通常の流体解析は最近ごく簡単に手が出せるようになってきました。特に「設計者向け」と銘打っているソフトは実にたやすく設定ができ、結果表示も美しく、これがホンマの現象かと見まごうばかりです。ところがどっこい、自然現象はそう単純ではありません。所謂自由界面と称する現象が普通です。さらにそこに他の流体を混ぜるとなると、これは一筋縄ではいかない。皆さん、ご承知の通りです。
数年前から「粒子法」という解析手法が出てきました。私も非常に興味を持っています。最初から自由界面や混合があっさり挑戦できる(解決できるという意味ではありません)という点で、これまで苦労してきた解析が一気に片が付くような期待感をいだいています。
今回「粒子法」ソフトの協力が得られることになり、いつものように高速度カメラの映像と比較検討ができることになりました。
実験装置は分析などでよく使うスターラーとビーカーです。自分で気に入った水の渦を作っていただき、そこに高粘度の液体(水飴、蜂蜜)を垂らしてもらい、ビデオ撮影します。それをその場で「粒子法」で解析してみよう、というのが目的です。
自由界面の現象が如何に複雑か、たとえ「粒子法」でも計算が如何に難しいか、いっしょに体験しましょう。
実験とCAE 趣旨説明:
計算渦:
(株)構造計画研究所殿提供
撮影渦: 2流体混合計算例
吉田さん、提供 |
交流会 |
パネルディスカッションと参加者の交流 (場所:計算科学振興財団 2階会議室) |
時間 |
18:00〜19:30 |
デモ
展示
&
資料
展示
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CAE懇話会団体会員企業のデモ・資料展示コーナーを設けます。
最新の情報収集にお役立てください。 ■出展団体会員企業名(受付順、敬称略)
=受付中= |
<デモ展示> |
株式会社大塚商会 各種設計者向けCAEソフト(構造、熱流体) |
計測エンジニアリングシステム株式会社 無制限連成解析ソフト COMSOL Multiphysics |
インターメッシュジャパン株式会社 Femap with NX Nastran・Solid Edge |
株式会社富士テクニカルリサーチ 光ファイバーを用いた温度・ひずみ計測システム FBI-Gauge |
<資料展示> |
株式会社テラバイト 筋骨格モデリングシミュレーションAnyBody他 |
株式会社エヌ・エス・ティ Femap with NX Nastran、EASY POST |
プロメテック・ソフトウェク株式会社 粒子法CAEソフトウェア「Particleworks」 |
公益財団法人計算科学振興財団 産業界専用FOCUSスパコン 利用事例・増設情報のご紹介 |
時間割 |
参照ください。 |
予稿集 |
予稿集 1部 500円 (参加費用とは別になります) |
参加
費用 |
第37回関西CAE懇話会 参加費用
■CAE懇話会個人会員(正会員、賛助会員)
・一般 :2000円(税込) ・学生/院生:無料
■CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
・2000円(税込)
■CAE懇話会個人会員外
・一般 :3000円(税込) ・学生/院生:無料
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。 当日受付にてお支払いください
。
☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。
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参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前に
CAE懇話会事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。会場での請求書支払申込はできません。 |
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、10月25日(金)までに個人会員登録申請を行ってください。
すでに個人会員の方は、その必要はありません。 |
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参加
申込 |
WEBによる事前申し込みは、終了しました。
(当日、受付にお越しください) |
昼食 |
会場近辺のレストランは、計算科学振興財団(FOCUS)の1階にあります”レストランFOCUS"です。
コンビニは会場の近くには、ありません。
コンビニが必要な方は、三宮でポートライナーに乗られる前に、寄ってこられるよう、お願いいたします。 |
協賛
スポンサー |
本大会では、下記内容でスポンサー募集いたします。
なにとぞご協力をよろしくお願い申し上げます。
団体会員外の企業、法人の場合:
・スポンサーA 2万円 (スポンサー展示、大会プログラム・予稿集広告掲載(A4), 1名無料参加)
・スポンサーB 1万円 (スポンサー展示)
団体会員の協賛金は以下のとおりです。
・スポンサーA 1万円 (スポンサー展示、大会プログラム・予稿集広告掲載(A4), 1名無料参加)
・スポンサーB 無料 (スポンサー展示)
協賛申込みはこちらから |
備考 |
内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。 |