第4回CAE懇話会 アンケート結果

回答数:126名  

1.参加されたのはいずれでしょう。(複数回答可)

(1)技術講習会
・樹脂流動解析 15名
・計算流体力学 24名
(2)ユーザー会
A:MSC 23名
B:MSC 25名
C:I−DEAS 39名
D:Pro/Mechanica,CATIA 40名
E:iSIGHT 8名
F:樹脂流動ソフト関連 9名
G:CD−Adapco,ソフトウェアクレイドル 16名
H:日本総研,HKS 15名
I:ANSYS,KUSCO 16名
J:ハードウェア関連 9名
(3)基調講演
・菊池先生 94名
(4)交流会
・パネルディスカッション 61名

2. 関西CAE懇話会に期待されているものは?(複数回答可)

技術情報入手 106名
自社以外の人との交流 77名
ビジネス創世 30名
その他 6名
・新しいビジネスに期待している。
・もう少しベーシックな講習会を開催してほしい。
・拘束条件等の実例のホームページUP
・今回はないようが高度かつ専門的でしたので初心者にはとっつきにくいところがあったように思います。 CAEを発展させていく為には若手の教育は大切だと思いますので初心者でもノウハウが学び取れるような簡単な事例の解析方法を教えていただきたい。
・初心者にもわかるような具体的事例を挙げてほしい。
・CAEによく用いられる物理解析の勉強(構造・電磁界・熱電子ビーム・イオンビーム・解析等)とそれを生かせるチャンスを狙っています。
・情報発信
・他社製品との比較
・いろいろなソフトに関する本音。ベンダーさんは建前のみでデメリットの紹介はない。ソフトの長所・短所を知った上で使用していきたい。自社で解析するだけだと技術の前進が難しい。新しい技術動向を知りたい。
・共通の課題を抱え仲間と協同で解決に取組みたい。
・解析ノウハウの情報交換
・ソフトウェアの操作上のノウハウの公開。ユーザー会では決っして発表.されない実態。東京でおこなわれているユーザー会の内容
・不具合やフレームなどの実ユーザーならではの声が聴ける。
・ユーザークレームや希望に対するメーカーの応答が聴ける。
・無理かとは思いますが計算化学(chemistry)も入れて頂ければうれしいのですが・・。
・特に若いエンジニアの方との交流。
・今後のCAEの方向性
・他社のCAE事情、事例、問題解決法
・技術講習会はもっと講習レベルを明確にして、適切な講師を頼むべきだと思う。
・CAEの普及をどうするかについて企業間の情報交換の場(設計者だけでなく生産技術者や研究者)
・ソフトウェァ・ハードウェアベンダーへの圧力団体動き、即ち単独、一社での要望はえてして相手にされないことが多く、意見・要望を集めてユーザー主導のCAE環境を作り上げる事を目的とし、それを期待するものである。
・本音の言える会、素晴らしい。
・CAEメーカーが競い合う事で全体のレベルアップが図れる期待を感じる。
・ユーザーにとっては多くのメーカーの例を一度に聞けてありがたい。
・本日はお世話になりました。ぜひ次回も参加させていただきたいと思います。

3.今回参加されたご感想は?

期待どおり 32名
おおよそ期待どおり 69名
期待はずれ 4名
回答なし 21名
・もっと色々と問題点が明らかになったり、メーカー側の改善回答がたくさん聴けると思っていた。


4. 来年は3回開催を予定しています。(日程についてはホームページをご覧下さい。)
     テーマとして希望されるものは何でしょうか?(複数回答可)

ユーザー会 31名
CAEの課題 64名
企業におけるCAE普及 50名
CAEとHPC 12名
CAEとインターネット技術 29名
CAEの最先端 62名
大学と企業におけるCAE産学共同 26名
その他 2名
・CAEとCAD、CAMとの統合について
・設計者向けのCAEの使い方、普及なとについて触れてほしい。
・CAEだけ見るとここ10年間は解析規模の拡大とスピートアップしか行なわれていない。未だに設計に対してタイムリーに結果が出せないでいる。従来のFEM技術の熟成や延長ではなく、全く異なるパラダイムにより設計業務において「CAE」という作業や言葉を意識しないで作業が進められるようにしてほしい。例を挙げると、メツシュ分割…解析の為の手段であって目的ではない。なのにCAE作業の0%程度を占める。この作業をなくしてほしい。CADデータとCAEデータの二重化…データを一つにしてほしい。
・CDF、弾遡性関係
・最適化
・技術講習会を大学の先生にやつていただきたい。メーカーだとソフトの説明が主となってしまう。
・座学的なもの希望
・CAEのできるこ事とできない事、し過ぎてはいけないCAEへの過度な期待。
・ホームページに事例データベースはできませんか?
・主に大学で研究レベルの内容を学会での発表でない手法で紹介していただきたい。
・各ソフトウェア特有のノウハウの紹介。
・CADと流体解析のダイレクトな結合は可能か。(構造解析のように)
・事例紹介が多く興味があったが、成功例だけでなく失敗例や無理だったことなど取り上げていただくと良かったと思う。
・Pro/Mechanica Structureでの非線形解析(があれば)の事例報告をしてほしい。
・樹脂流動解析と成形条件の一致。(CAEと成形が非常に近い距離にあるため一致性の問題が深い)
・CAEによる効果(金額的)な見積もりの考え方
・CAEのデータベース活用事例
・PCは近年急激に低価格化したがソフトウェアは相変わらず高価で社内へのCAE普及を難しくしている。大企業はともかく規模の小さい企業へのCAE導入はどうすればうまく進むのか。
・あまり大きくなり過ぎると知りたい情報等入手困難と内容が薄くなったようです。欲張りすぎても内容が伴わないと参加の意味がなくなるのではと考えます。

5. 関西CAE懇話会では下記の企画があります。ご意見をお聞かせください。

(1)解析塾開催
前回及び今回の技術講習会の内容を実習を中心に進めるものです。開催日は月1回、合計6回ないし10回。費用は5万円。定員15名。開催日は土日になる可能性もあります。開始は2001年3月以降。募集案内はホームページで行います。参加希望あるいは検討されるコースはありますか。
・電磁場解析 5名
・弾遡性解析 17名
・樹脂流動解析 5名
・計算流体力学 12名
(2)分科会
会員を登録した形での、ある程度クローズドな形でのユーザーの皆さんの有益な情報交換、GIVE&TAKEの場を来年から始める計画があります。分科会についてご意見、ご要望をお聞かせください。
・機構解析、CAD、設計者の使用するCAEなどのテーマで分科会があれば参加したい。
・軽量物の落下解析を静解析で代用する方法などテーマを決めてその解析の仕方やそのための実験方法など先輩の方々のノウハウを伝承して欲しい。
・TIMONについてのユーザー会、技術情報を強く希望します。
・ソフトのメリット、デメリット(特長・不得手)の一覧を作成してほしい。
・自分が今困っている状況の相談、また自社での成功例の紹介等できればいいと思います。ソフトのメリット、デメリット紹介等もお願いしたい。
・ぜひシステム屋の分科会希望。
・私はCAEのオペレーションを始めたばかりでまだ他者に対しGIVEできる内容がありません。このような初心者が勉強できる効率的な方法や場所はあるでしょうか?
・理論とソフトウェアの操作の両面があるので分科会としてはソフトと連動した形で進めてほしい。
・圧縮性流体力学(解析)の応用について。
・ユーザー会のように完全にオープンになると本音の意見が出にくいので分科会の形はいいと思います。参加したいと思います。
・技術講座はハイレベルすぎてついて行けなかった。もう少しレベルを明確にしてほしい。できれば初級・中級とレベルを分けてほしい。
・モデリング技術、解析技術などの基本的な内容についても情報の一つとして入れられるコーナーを用意していただきたい。
・同じ様な製品分での分科会が良い。または同じ様な解析分やでの分科会。
・Mailing Listを希望します。
・業種別、問題別、ソフトウェア別、など様々な分け方があると思います。れが良いのかは良くわかりませんが何れにせよ円滑に動き出すには各分科会にそれぞれ強力な中心人物が必要と思います。.
・参加したい。
・情報がありましたらメールを下さい。
・もう少し議論するし時間が欲しかった。
・東京で実施した際、参加者が多かった。若いエンジニアの方々が参加できるよう考えたいと思います。