第42回関西CAE懇話会
テーマ 「OpenCAEと京コンピュータ、FOCUSスパコン」
日時   2015年5月29日(金)10:00〜19:30 
共催 国立研究開発法人理化学研究所 計算科学研究機構(RIKEN AICS)、公益財団法人計算科学振興財団(FOCUS)
場所 理化学研究所 計算科学研究機構(AICS)および計算科学振興財団(FOCUS)

(1)国立研究開発法人理化学研究所
 計算科学研究機構(RIKEN AICS)
〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-26

(2)公益財団法人 計算科学振興財団
〒650-0047
兵庫県神戸市中央区港島南町7丁目1番28号
計算科学センタービル2階

 ■アクセス   (ポートライナー 京コンピュータ前駅から徒歩3分) 車でのご来場はご遠慮ください。
   
受付 9:30受付開始 (受付は、講演会場(計算科学研究機構 1F)の前です)
基調講演、 技術講演  (講演会場は、すべて計算科学研究機構のセミナー室です)
基調
講演
「京コンピュータを用いた大規模多目的最適設計」                             
講師 東京理科大学 工学部   立川 智章 氏     
時間  16:45〜17:45
概要 近年の計算機資源の増大により、計算コストの大きな設計最適化やより多くの設計目的を持った最適化を解くことが可能になりつつある。本講演会では、スーパーコンピュータ「京」を活用した事例として、(1)LESを利用したロケット射点形状の空力音響多目的最適化、(2)DESTINYミッションの衛星軌道最適化などを取り上げ、多数目的の設計問題に適用可能な進化アルゴリズムや得られた最適解データベースの分析法について紹介する。
技術
講演   
「OpenFOAMと風洞実験 〜オープンCAE勉強会@関西の取組み〜」
講師 オープンCAE勉強会@関西  片山 逹也 氏
時間  10:10〜10:40
概要  OpenFOAMを学ぶため設立され早4年半、オープンCAE勉強会@関西の昨今の取組みについて紹介し、特に勉強会の取組みの一つである風洞実験についてOpenFOAMを用いた解析と、お手製の実験とどう比較していくのか、その具体的な取り組みについて紹介いたします。
「FrontFlow/blueの京での性能と成果」
講師 理化学研究所 計算科学研究機構  南 一生 氏
時間  10:40〜11:10
概要 スーバーコンビュータを効率良く使用するためには、高並列化とCPU単体性能の向上が必須である。FFBの京上での高並列化・高性能化への対応状況と京を使用した最新の成果について説明する。
「オープンソース3D−CAD FreeCADの紹介」
講師 坪田 遼  氏
時間  11:10〜11:40
概要 近年のCAEや3Dプリンターの普及にともなって3次元形状モデルを作成する 機会が増え、3D-CADの重要性も高まっています。商用ベンダーによる無償の3D-CADも複数ありますが、その多くは商用利用の禁止などの制約があるのが実情です。本講演ではそれらの制約の比較的少ないFreeCADとそれを使用したモデル作成手順について紹介します。
「物理現象のモデル化とModelica言語〜システムズエンジニアリングにおける役割と意義〜」
講師 電通国際情報サービス株式会社  石井 英隆  氏
時間 13:10〜13:40
概要 0D:1D:3Dのモデル・シミュレーションを連携して行うモジュール設計への適用概念、及び自動車のNV問題への適用例を紹介する。
「オープンCAEによる様々な構造解析システムのご紹介        
〜Salome-Meca, FrontISTR, LIGGGHTS(Peridigm)〜」
講師 岐阜工業高等専門学校 柴田 良一 氏
時間 13:40〜14:20
概要 オープンソースで公開されている構造解析システムは、開発者の目標や用途に応じて様々な特長を持っています。多分みなさんが必要とする解析の殆どが、何らかの形で対応されていると思います。ここでは、一般的な有限要素法による構造解析から粒子モデルによる破壊解析まで、実際に検証を進めて来たいくつかのシステムに関して、その現状と可能性をデモを交えながらご説明します。
「FrontISTR オープンソース構造解析システム
〜なぜ今さら構造解析プログラムを開発しているか?〜」
講師 東京大学  奥田 洋司 氏
時間 14:40〜15:25
概要 FrontISTR(フロントアイスター)は、「京」などの超並列スパコン、PCクラスタからパソコンまで、さまざまな環境で稼働するオープンソースの構造解析システムです。アピールポイントは、シンプルな手続きで優れた並列計算性能を発揮できる先進性、および、商用コード並の豊富な非線形解析機能(プリ・ポストを含む)を有する実用性です。本講演の内容は以下のとおりです。(1)開発の目的(商用コードとの差別化)、(2)先進性と実用性の両面からの機能紹介、(3)産業応用事例、(4)サポート体制および今後の機能改良。( FrontISTR 研究会 http://www.multi.k.u-tokyo.ac.jp/FrontISTR )
「なぜ材料開発に大規模シミュレーションが必要か 〜スーパーコンピュータの応用〜」
講師 計算科学振興財団(FOCUS)  長嶋 雲兵 氏
時間 15:25〜16:05
概要 材料開発に物質の電子状態の情報は欠かせない。本講演ではいくつかの例を示し、材料開発にスーパーコンピュータの利用が不可欠であることを紹介する。
「「京」コンピュータの産業利用について」
講師 理化学研究所 計算科学研究機構  伊藤 聡 氏
時間 16:05〜16:35
概要 2012年の共用開始からすでに2年半が過ぎ、「京」を利用する企業も延べ100社を超えるまでになってきた。各社、それぞれの課題に対して適切なソフトウエアを使って解決に取り組んでいる。その中から、オープンソースソフトウエア(OSS)を活用した事例を、材料系を中心に紹介したい。OSSの多くは国内外の研究機関で開発されたものであるため、商用ソフトウエアとは性質が異なるところもある。しかし、その特徴を活用することで、とくに「京」のような大規模システムでは従来とは質的に異なる成果が得られることを紹介する。
「アフタヌーン・プレゼンテーション」
展示
製品
説明
「アフタヌーン・プレゼンテーション」
講師 出展各社
時間 12:40-13:10
概要 デモ展示されている製品の説明を講演会場にて行います。
デモ展示場所は、講演会場と同じ場所です。
資料
坪田 遼 氏   FreeCAD
伊藤 聡 氏  Kcomputer
南 一生 氏  FrontFlowBlue
柴田 良一 氏   DEXCS
石井 英隆 氏  Modelica
立川 智章 氏  KcompOpt
奥田 洋司 氏  FrontISTR  
片山 逹也 氏  OpenFOAM
長嶋 雲兵 氏  Focus
交流会 (交流会場は、計算科学振興財団(FOCUS)の2Fです)
交流会 パネルディスカッションと参加者の交流
時間 18:00〜19:30
パネルディスカッション
時間 18:30〜19:00
テーマ OpenCAE関連の話題
司会 ダイキン情報システム株式会社  平野 徹 氏
パネリスト ご講演者(予定)


パネリストについては、変更になる場合もございます。  
デモ
展示

      
CAE懇話会団体会員企業のデモ・資料展示コーナーを設けます。
最新の情報収集にお役立てください。

  出展団体会員企業名(受付順、敬称略)
   =受付中=  
<デモ展示>  
株式会社テクノスター              国産ソフトTSV-Pre, Post, Jupiter-Designer
株式会社電通国際情報サービス        構想設計で性能を作りこむモデルベース開発ソリューション
インターメッシュパン株式会社         3D EXPERIENCE CAE / Abaqus
公益財団法人 計算科学振興財団      産業界専用FOCUSスパコンと新年度利用サービスのご案内   
計測エンジニアリングシステム株式会社   COMSOL ServerとApp Builderのご紹介
時間割  参照ください。   
参加
費用
第42回関西CAE懇話会 参加費用
CAE懇話会個人会員(正会員、賛助会員)
   ・一般    :2000円(税込)    ・学生/院生:無料
CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
   ・2000円(税込)
CAE懇話会個人会員外
   ・一般    :3000円(税込)    ・学生/院生:無料
 
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
  当日受付にてお支払いください 。
☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。
 
参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前に CAE懇話会事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。会場での請求書支払申込はできません。
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、5月22日(金)までに個人会員登録申請を行ってください。
すでに個人会員の方は、その必要はありません。
参加
申込
WEBでの事前エントリーは終了しました。当日会場受付にお越しください。
備考 内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。



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