第61回関西CAE懇話会 |
テーマ |
「DEM(離散要素法、個別要素法)」 |
日時 |
2018年9月21日(金)11:00〜17:30 |
場所 |
NLC新大阪8号館 11階貸会議
大阪市淀川区西中島3丁目9−13
■アクセス
【地下鉄】御堂筋線・西中島南方駅 徒歩3分
【JR】新大阪駅 徒歩10分
【私鉄】阪急電車・南方駅 徒歩5分 |
受付 |
10:30受付開始 |
特別
講演1 |
「離散要素法(DEM)による粒子挙動解析の基礎と高濃度固気二相流への応用 」 |
時間 |
11:05〜11:50 |
講師 |
大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻 教授 田中 敏嗣 氏 |
概要 |
1970年代末に岩石群の挙動解析のために提案された離散要素法(DEM)は、その後、地盤工学、粉体工学、粒子系混相流など、粒状体の関わる幅広い分野に応用が拡がり、計算機環境の発展とともに汎用ソフトウェアの開発と種々の産業応用が進んでいる。本講演では、国内におけるDEMの普及の初期からDEMのモデリングと応用に取り組んできた講師により、その基礎と適用事例について講述する。 |
資料 |
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講演1 |
「液体、気体と双方向に連成する粉体解析「Granuleworks」,「iGRAF」のご紹介」 |
時間 |
12:50〜13:30 |
講師 |
株式会社構造計画研究所 山口 賢司 氏 |
概要 |
・弊社でご提供する下記の粉体解析2製品の最新情報をご紹介致します。
@粉体解析「Granuleworks」(DEM+MPS連成) http://www.sbd.jp/product/particle/granuleworks.shtml粒子法Particleworksと連携することで粉体(DEM)+液体(MPS)の連成解析や気泡モデル等による様々な検討が実施できるツールとなります。A粉体解析「iGRAF」(DEM+CFD連成) http://www.sbd.jp/product/netsu/igraf.shtml製品単体で固/気/液(混相流)の連成解析も実施できる革新的なツールとなります。また、SOLIDWORKSアドインのプリプロセスにより今までに無いシンプルな操作性を実現しております。 |
資料 |
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講演2 |
「粉体解析ソフトウェア「Granuleworks」のご紹介」 |
時間 |
13:30〜14:10 |
講師 |
プロメテック・ソフトウェア株式会社 佐藤 剛士 氏 |
概要 |
当社は2017年11月に離散要素法(DEM)理論に基づく粉体解析ソフトウェア「Granuleworks」をリリースし、食品、医薬品、化学品、輸送機器、電子材料など、粉体を使った様々な製造プロセスや粉体加工、粉体装置の設計・改良に活用できるソフトウェアを目指して製品開発を進めています。本セッションではGranuleworksの基本機能及び解析例を交えてご紹介いたします。 |
講演3 |
「EDEMが提供する粉粒体問題へのソリューションのご紹介」 |
時間 |
14:25〜15:05 |
講師 |
サイバネットシステム株式会社 石田 智裕 氏 |
概要 |
昨今のシミュレーションの対象は、製品から製造プロセスに拡大しつつあるが、その中でもAdditive Manufacturing(3Dプリンティング)や粉末冶金プロセスのように、粉粒体の運動が重要になる現象を再現する解析手法としてDEM(離散要素法)への期待が高まっている。また、DEMのニーズは、マルチコアCPUやGPUの性能向上といった並列計算機環境の向上の後押しを受けながら、対象のサイズが岩⇒鉱石⇒錠剤⇒粉末のように小さくなっており、それに伴って流体や電磁場といった外部場との連成も重要となっている。本講演では、EDEMがこれらの期待やニーズに対してどのようなソリューションを提供できるかについて、事例を挙げながら紹介する。 |
資料 |
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講演4 |
「 汎用粉体解析ツール「Rocky DEM」による解析事例のご紹介」 |
時間 |
15:05〜15:45 |
講師 |
株式会社IDAJ 中嶋 達也 氏 |
概要 |
汎用粉体解析ツール「Rocky DEM」は,非球形粒子とGPUによる高速計算や ANSYSツールとの連成解析などが特徴のDEMツールです。 本講演では事例を交えてRocky
DEMの特徴をご紹介いたします。 |
資料 |
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講演5 |
「DEMのOSS LIGGGHTS(R)-PUBLICの紹介と弊社製品との組み合わせについて」 |
時間 |
16:00〜16:40 |
講師 |
株式会社インサイト 三好 昭生 氏 |
概要 |
DEMによる粉体等の解析が最近産業界で注目されています。LIGGGHTS(R)-PUBLICは、同じくOSSの分子動力学ソフトであるLAMMPSを元に開発が進められています。弊社では自社製品Meshman_ParticlePackingによりランダム充填粒子モデルを作成しLIGGGHTS(R)でDEM解析を行い、再び弊社製品Meshman_ParticleViewer_HPCで粒子の動き等を可視化する技術の整備を進めているので事例と共にご紹介します。
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資料 |
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特別
講演2 |
「LIGGGHTSを用いた地盤内部の回転杭の挙動に関する基礎的検討」 |
時間 |
16:40〜17:25 |
講師 |
岐阜工業専門高等学校 教授 柴田 良一 氏 |
概要 |
地盤などの粒状体内部での回転杭の挙動は、これまで経験的な知見や実験的な測定でしか把握することが困難でした。これを数値解析手法を用いて効果的に分析する試みの1つとして、無償で利用可能なオープンCAEのLIGGGHTSを用いて、どこまで実践的な検討が可能かを検討した結果をご紹介します。 |
資料
展示 |
会場のスペースの関係で、デモ展示コーナーはありませんが、受付配布資料を募集します。 |
参加
費用 |
第61回関西CAE懇話会 参加費用
■CAE懇話会個人会員
・一般 :2000円(税込) ・学生会員 :無料
■CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
・2000円(税込)
■CAE懇話会個人会員外
・一般 :3000円(税込) ・学生/院生: 1,000円
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
当日受付にてお支払いください
☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。 |
参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前に
CAE懇話会事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。会場での請求書支払申込はできません。 |
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、9月14日(金)までに
個人会員登録申請を行ってください。すでに個人会員の方は、その必要はありません。 |
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参加
申込 |
Webによる事前申し込みは終了しました。
当日会場受付へお越しください。 |
備考 |
1.内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。
2.会場の都合で交流会は今回はありません。 |