第73回関西CAE懇話会
(オンライン形式) |
テーマ |
「CAEのユーザー事例V」 〜本音で語る事例紹介〜 |
日時 |
2020年9月11日(金)13:30〜17:40
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場所 |
オンライン形式での開催に変更になりました。 |
定員 |
100名
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オンライン
会議 |
WebExを使用します。はじめて使用される方、あるいは事前テストを希望される方は、事前テスト時間枠をご連絡します。
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受付 |
12:30 受付開始 |
はじめに |
「趣旨説明」 |
時間 |
13:30〜13:40 |
概要 |
CAE懇話会でもAIやDL等を取り入れてCAEを高度化しようという動きが見られますが、企業の第一線で働く技術者にとって、日々の開発業務にどうやってCAEを活用するか依然として頭を悩ます大きな問題です。とくにいかに解析問題を設定するか、解析対象をどこまでどのようにモデル化するか、境界条件や荷重条件の設定が適切か、いかに解析結果から有益な設計情報を見いだすか等々について苦労が絶えません。
そこで、我々は、小規模で中身の濃い解析事例発表の場を設けて、解析についての成功の喜びや失敗の苦しみを分かち合い、皆様のスキルアップにつなげればと思っております。 |
講演1 |
「九州電技開発株式会社でのCAE の取り組みと活用事例」 |
時間 |
13:40〜14:20 |
講師 |
九州電技開発株式会社 架空送電技術部 基礎設計グループ
尾崎 利行 氏 、 安河内 裕磨 氏
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概要 |
建設コンサルタント場合、設計段階で多種多様な解析問題をCAE を適材適所に利活用し解決していくことが常に求められます。そのため、問題の種類も様々ですが、難易度の高い利活用事例や、通常解析におけるパラメーターの適切な設定方法等々の多種多様なケースによる解析が必要になります。ここでは、当社で実施した解析として、@解析モデルの高度化の例である、時間依存性下負荷面摩擦モデルの定式化、A岩盤の亀裂を考慮したパラメータの入力によるトンネル掘削解析、(時間があれば気象解析等)の事例を紹介させていただき、様々な分野の解析及びその対応についての話をさせていただきます。 |
講演2 |
「繰返し負荷下の残留応力変化予測への下負荷面モデルの適用」 |
時間 |
14:30〜15:10 |
講師 |
日本製鉄株式会社 技術開発本部 鉄鋼研究所 交通産機品研究部
樋口 良太 氏
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概要 |
下負荷面は、金属の繰返し負荷挙動の予測に適用されてきた。下負荷面モデルに含まれる弾−塑性遷移に関する物質関数の改良を行い、逆負荷・再負荷特性および繰返し負荷におけるひずみ集積を高精度に表現することが可能となった。この拡張下負荷面モデルを繰返し負荷に伴う残留応力の変化予測に適用した。初期残留応力を有する試験片に対し、四点曲げによる繰返し負荷を与え、繰返し負荷前後の応力分布をX線応力測定法により測定した。この実験を模擬したFEM解析を行い、拡張下負荷面モデルにより繰返し負荷後の応力分布を精度良く再現できることを示した。
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講演3 |
「エンジンの排気部品における熱応力解析のための材料モデル検討」
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時間 |
15:35〜16:15 |
講師 |
ヤンマー株式会社 中央研究所 基盤技術研究部 生産技術グループ
安食 拓哉 氏
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概要 |
産業用エンジンは高出力化や対環境性能、低コスト化に対する要求により、信頼性や品質を確保した設計が難しくなっている。その中でも排気部品は、クリープや応力緩和現象が現れるほど高い温度になり、精度な解析や熱疲労寿命予測のためには、これらの高温特有の現象を再現することが重要である。そのために、FEMソルバーの標準機能内で複数の材料モデルを比較・検討したので検証結果や精度について報告をする。
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招待
講演 |
「繰返し弾塑性構成モデルを用いた地盤の液状化解析法」 |
時間 |
16:25〜17:25 |
講師 |
京都大学経営管理大学院 同大学院工学研究科(併任)社会基盤工学専攻 地盤力学分野
准教授 木元 小百合 氏
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概要 |
地盤の液状化は、地下水位以下のゆるい(締固めが不十分な)砂層が地震時の繰返し載荷を受けた際、間隙水圧が上昇し、それに伴って地盤内の有効応力が低下することによって生じます。このような液状化の発生メカニズムに基づく有効応力解析法は、既往の簡易判定法に代わる手法として、実務においても普及しつつあります。本発表では、液状化解析法でポイントとなる、繰返し載荷時の砂の体積変化挙動を再現可能な弾塑性構成式と、多相系有限要素解析法、解析事例について紹介します。 |
質疑応答 |
時間 |
17:25〜17:40 |
概要 |
質疑応答とクロージング。
各講演の最後に質疑応答の時間をとりますが、それ以外に最後に質疑応答の時間を取ります。
質問は、講演中にチャットに記入ください。
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講演資料 |
講演1 |
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講演3 |
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招待講演 |
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団体会員様資料 |
株式会社構造計画研究所 |
製品設計のための強度/構造解析技術セミナー |
NUMECAジャパン株式会社 |
NUMECA会社概要及び統合環境OMNIS概要 |
株式会社エステック |
音響・振動、分析・解析プラットフォーム
BK Connectのご紹介 |
株式会社CAEソリューションズ |
第1回SIMULIA Abaqus技術講座 |
プロメテック・ソフトウェア株式会社 |
ピストン開発へのParticleworks適用 |
株式会社インサイト |
勉強会・講習会・相談会・ソフトウェアのお知らせ |
日本マイクロソフト株式会社 |
クラウドでのHigh Performance Computing(HPC) |
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参加費用 |
第73回関西CAE懇話会 参加費用
■CAE懇話会個人会員
・一般 :2,000円(税込)
・学生会員 :無料
■CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
:2,000円(税込)
■CAE懇話会個人会員外
・一般 :3,000円(税込)
・学生/院生:1,000円(税込)
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
申し込みをされた方にお支払方法を連絡いたします。
☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。 |
参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前にCAE懇話会事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。 |
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、9月4日(金)までに
個人会員登録申請を行ってください。すでに個人会員の方は、その必要はありません。 |
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参加申込 |
参加申し込みは終了しました。
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参加条件 |
1.開催日の前日まで(9月10日(木)17時まで)に申し込みを完了されていること。
参加方法等を開催日の前日までにご連絡いたします。
2.参加は個人単位であること。
複数人での視聴は、禁止であること。
同一箇所で複数人で参加される場合も、個別に申し込むこと。
1人1端末でのアクセスとすること。
3.講演の内容を録画・録音されないこと。また、講演画面のスクリーンショットを取らないこと。
4.参加されるときに使用されるPCにカメラを接続され、当日の受付時にカメラ接続すること。
スマホでの参加も可能ですが、その場合も当日受付時に、カメラ接続すること。
受付時に、カメラで確認させていただきます。
5.当日、オンライン会議に参加されるときは、氏名が分かるような形で参加すること。
ログイン名に氏名を日本語で記入すること。
6.上記に同意いただけない場合は、参加が不可となることを了承いただけること。 |
資料
(注1) |
配布可能な資料は、開催前に申し込みをされた方に、資料入手用パスワードをご案内します。。
なお、資料入手用パスワードを受け取られた場合は、当日不参加の場合も参加費用を請求させていただきます。
当日不参加の方で、資料を希望される場合に、参加費用をお支払いいただくことで、資料を入手できるようにしています。そのため、公平性の観点から、ご理解をいただくよう、お願いいたします。
当日不参加で、資料を必要とされる方も、事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。 |
備考 |
1.内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。
2.交流会はありません。 |