第78回関西CAE懇話会
(オンライン形式)
テーマ 「実験とCAE:ラーメンとトラス」
日時   2021年12月18日(土)13:00〜17:00     
場所 オンライン形式
定員 20名(実習は1人1台の環境とするため20名までとします)
オンライン
会議
WebExを使用します。はじめて使用される方、あるいは事前テストを希望される方は、事前テスト時間枠をご連絡します。
受付 12:30 受付開始 
はじめに 「オープニング」
時間  13:00〜13:05
講師 株式会社アルゴグラフィックス
     辰岡 正樹 氏
目的と内容 今まで、会場での対面式で開催してきました”実験とCAE”を、今回初めてオンライン形式で開催いたします。従来は、参加者が自ら実験を体験することを主目的としてきました。今回はオンライン形式のため、会場で実験を体験いただくことはできませんが、できるだけ、従来の形式に近い体験ができるように配慮しています。また、解析ソフトの実習については、ソリッドワークス・ジャパン様のご支援により、事前に登録いただくことで、当日実習をオンラインで実施できるようなりました。
今回のテーマは、「ラーメンとトラス」です。実際の設計現場で、ラーメン構造やトラス構造を扱う機会は少ないかもしれませんが、要素間の接合条件に関する知識を習得することは、FEMを取り扱う人には、必須の要件でもあります。ラーメン構造とトラス構造の違いを、実験と解析ソフトにより実感いただけます。さらに今回は「ラーメンとトラス」以外に、ひずみ―応力カーブを体感していただく実験も用意しています。
全体説明・
実験解説
「ラーメンとトラス」
時間 13:05〜13:15
講師 オフィスYYL 
    吉田 豊 氏
概要  「実験とCAE」の企画立案者である吉田豊氏から、本日の実験内容について紹介します。実験装置等はできるだけ簡便に作成できるもので構成しています。今回は、ラーメン構造とトラス構造の試験体を用意しています。
理論解説1 「静解析の理論(序論)
時間 13:15〜13:30
講師 関西CAE懇話会幹事 
    小村 政則氏
概要 実験に入る前に、今回のテーマである「ラーメンとトラス」について、理論の解説を行います。2つの違いを理解いただいたうえで、実験に進みます。ソフトウェアによるモデル作成においても、どの部分に2つの違いを表現するのかを理解していただくためにも、理論面の正しい理解が重要です。
実験 「ラーメンとトラス」
時間 13:30〜14:35
講師 オフィスYYL 
    吉田 豊 氏
概要

 今回は2つの実験を行います。主たる実験は、「ラーメン構造物とトラス構造物」の静解析ですが、試験体にひずみゲージを貼付し、静荷重を負荷して、ひずみを測定します。CAEソフトウェアの経験者でもひずみゲージを貼った経験のない方もおらるかもしれません。今回は、参加者の皆さんご自身でひずみゲージを貼る作業をやっていただくことは、オンライン形式ですので、できませんが、できるだけ貼付作業についても詳細に分かるように動画データで確認いただけるようにします。ひずみゲージの貼付の仕方によって、正確なひずみを測定できない場合もあります。そのあたりの注意点についても解説いたします。測定したひずみの結果は、後で実施する解析ソフトウェアによる計算結果と比較します。
2つ目の実験は、非線形性の体感です。これはオンライン形式で参加されている参加者のみなさんにも体感していただけるものです。
(全員で体感)リモートではありますが、参加者自身による模擬引っ張り試験を予定しています。
参加いただく方は300mm x 10mm程度のビニール片を何枚かお手元にご用意下さい。

理論解説2 「静解析の理論(詳解)」
時間 14:35〜15:15
講師 関西CAE懇話会幹事 
    小村 政則氏
概要 実験を見ていただいた後に、「ラーメンとトラス」の理論面の詳しい解説を行います。梁計算による理論解についても計算で求めることができます。計算方法についても紹介します。梁計算を実務で使いこなせるようになると、構造解析の挙動の理解を深めることができます。構造解析の基本のひとつです。
実習    「解析ソフトの解説と実習」
時間 15:15〜16:30
講師 ソリッドワークス・ジャパン株式会社  
    中里 嘉伸 氏
概要 ソリッドワークス・ジャパン株式会社様のご支援により、参加者のみなさんは、オンライン形式でソリッドワークスを使っていただきます。今回のモデルを使った計算を行います。操作手順については、丁寧に解説いただきますので、初めてソリッドワークスを使う方にも、参加いただけます。
実験とCAE   「実験とCAEの比較」
時間 16:30〜17:00
講師 オフィスYYL 吉田 豊 氏 、
関西CAE懇話会幹事 小村 政則氏
概要  実験の測定結果とソリッドワークスによる計算結果、さらに梁計算による計算との比較を行います。
資料  実験とCAE ・趣旨説明
・事前実験の報告
・実験と解析の検討           Doc
静解析の理論 ・静解析の理論(序論)
・静解析の理論(詳解)          Doc
モデル
データ
CADデータ ・ラーメン鉄橋3D.x_t
・トラス鉄橋3D.x_t             Doc
参加費用 第78回関西CAE懇話会 参加費用
■CAE懇話会個人会員
   ・一般     :2,000円(税込)
   ・学生会員  :無料
■CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
            :2,000円(税込)
■CAE懇話会個人会員外
   ・一般     :3,000円(税込)
   ・学生/院生:1,000円(税込)
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
 申し込みをされた方にお支払方法を連絡いたします。
☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。
参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前にCAE懇話会事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、12月15日(水)までにすでに個人会員の方は、その必要はありません。個人会員登録申請を行ってください。すでに個人会員の方は、その必要はありません。
参加申込 事前申し込みは終了しました。
参加条件 1.開催日の2日前まで(12月16日(木)17時まで)に申し込みを完了されていること。
  参加方法等を開催日の前日までにご連絡いたします。
2.参加は個人単位であること。
  複数人での視聴は、禁止であること。
  同一箇所で複数人で参加される場合も、個別に申し込むこと。
  1人1端末でのアクセスとすること。

3.講演の内容を録画・録音されないこと。また、講演画面のスクリーンショットを取らないこと。

4.参加されるときに使用されるPCにカメラを接続され、当日の受付時にカメラ接続すること。
 スマホでの参加も可能ですが、その場合も当日受付時に、カメラ接続すること。
 受付時に、カメラで確認させていただきます。

5.当日、オンライン会議に参加されるときは、氏名が分かるような形で参加すること。
  ログイン名に氏名を日本語で記入すること。

6.上記に同意いただけない場合は、参加が不可となることを了承いただけること。 
 資料
(注1)
配布可能な資料は、開催前に申し込みをされた方に、資料入手用パスワードをご案内します。
なお、資料入手用パスワードを受け取られた場合は、当日不参加の場合も参加費用を請求させていただきます。
当日不参加の方で、資料を希望される場合に、参加費用をお支払いいただくことで、資料を入手できるようにしています。そのため、公平性の観点から、ご理解をいただくよう、お願いいたします。

当日不参加で、資料を必要とされる方も、事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。
備考 内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。



Copyright (C) 2001-2024 NPO法人CAE懇話会 All Rights Reserved.