第21回関東CAE懇話会 |
テーマ |
変革するものづくり それを支える実験とCAEの品質 |
日時 |
2013年1月31日(木)10:00~19:00 |
場所 |
早稲田大学 西早稲田キャンパス
講演:55号館 N棟1階 大会議室
デモ&資料展示: 55号館 N棟1階 大会議室(講演会場の後部に展示スペースを設けます)
交流会:第一会議室
〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1
地下鉄副都心線 西早稲田駅 3番出口
|
受付 |
9:30受付開始 55号館 N棟1階 第一会議室 |
基礎講座 |
「実験の品質」 |
講師 |
菅原 沙耶 様 (有限会社エヌブイソリューションズ ) |
時間 |
10:00~12:00 |
概要 |
ものづくりにおけるCAEの活用は増加している反面、試作・実験回数の削減により、ものに触れる機会は減少傾向にある。
このような時代の流れか、近年、実験データの精度低下が多々見受けられる。
そこで今回、自動車部品のハンマリング実験の結果から、実験する際の注意点を明確にし、精度向上への取り組みを促したい。 |
基調講演 |
「これからのもの・ことづくり」と「これからのPLM」 |
講師 |
坂井 佐千穂 様 (SCSK株式会社 製造エンジニアリング事業本部 シニアコンサルタント) |
時間 |
13:00~14:00 |
概要 |
戦後日本のものづくりは、高い技術、高い品質、高い生産効率の追求を武器に、幾多の試練も乗り越えてひたすら進化し、90年代には世界の工業化の模範とまで言われた。
しかし、その後の20年は、かつての「日本株式会社」の面影も薄れ、日本のものづくりにも閉塞感が漂っている。
新興国の急速な工業化、先進国の成長鈍化など、複雑な要因で世界の経済混迷はこの先も続くと言えるが、そんな中で日本のものづくりがそんな混迷競争を勝ち抜くためには、“もの・ことづくり”への構造変化が必要と思っている。それを実現する要素としてのイノベーションとICTについて触れる。特に、ICT活用の代表格であるPLMは、企業に有益に展開する方法をCAEとの関係も含めて述べる。 |
講演 |
講演1 「工学シミュレーションの品質マネジメント」 |
講師 |
吉田 有一郎 様
(東芝インフォメーションシステムズ株式会社 エンジニアリングシステム・サービスオフィス
プロフェッションエグゼクティブ・CAEスペシャリスト) |
時間 |
14:30~15:20 |
概要 |
企業でCAEを利用し試作・実験を削減する際にはCAEの品質保証が重要である。
ここでは、ISO9001に基づくCAEの品質マネジメントの考え方、CAEの品質マネ
ジメントに関する国外・国内の動向、および、日本計算工学会・工学シミュレーションの品質マネジメント(HQC001)を紹介する。 |
講演2 「工学シミュレーションの標準手順とV&V」 |
講師 |
中村 均 様 (伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 科学システム事業部 担当部長) |
時間 |
15:20~16:10 |
概要 |
製造業におけるシミュレーションの役割の増大に伴い、品質保証の方法論が盛んに研究されている。このための標準である英国NAFEMSのSAFESAとASME
V&Vおよび日本計算工学会の標準手順(HQC002)の内容を紹介する。さらにこれらの標準におけるV&V(検証と妥当性確認)の考え方を概説する。 |
講演3 「シミュレーションを活用した製品品質」 |
講師 |
天野 康弘 様 (株式会社アルゴグラフィックス) |
時間 |
16:20~17:10 |
概要 |
第1期試作削減は、試作回数の削減、第2期試作削減は試作Zeroを目指す。その時代にシミュレーションを活用してどの様に製品品質を設計するのか。 |
交流会・
ナイトサイエンス |
「CG技術を活用したインタラクティブな折紙設計システムとその応用」 |
講師 |
三谷 純 様 (筑波大学 大学院 システム情報系 コンピュータサイエンス専攻) |
時間 |
17:15~19:00 |
概要 |
紙を折り曲げて作ることができる曲面は可展面に限られるため、1枚の紙で制作できる形は幾何学的に厳しい制約を持つ。この制約を満たすための条件を明らかにし、実現可能な形を計算によって求めることで、新しい立体的な折紙の創作が可能となる。
近年の研究開発の成果により、CG分野における対話的な設計手法を組み合わたシステムを用いて、ときには曲面を含む複雑な折紙形状をリアルタイムに試行錯誤しながらデザインできるようになった。この設計の原理と、システムの概要、および折紙の技術の産業への応用可能性について紹介する。 |
デモ
展示/
資料
展示 |
CAE懇話会団体会員企業の資料展示コーナーを設けます。
最新の情報収集にお役立てください。 ■出展団体会員企業名(受付順、敬称略)
=受付中= |
<デモ展示> |
エヌビディア ジャパン NVIDIA GPU がCAEアプリケーションを加速します。 |
株式会社テクノスター 国産CAEソフト/TSV-Pre、Post、Designer |
株式会社SiM24 応力・熱流体・樹脂流動の受託解析〜電子部品発熱量測定サービス |
株式会社エヌ・エス・ティ モデルコリレーションツールMAC-TUNE |
<資料展示> |
株式会社大塚商会 CAE総合カタログ |
株式会社爆発研究所 ソフトウエアライセンスとGPUプログラミングサービスの資料 |
株式会社テラバイト 材料試験データ作成・検証サービス、NEPTAS熱硬化性樹脂流動解析 |
計測エンジニアリングシステム株式会社 もの作りの競争力を進化させるCOMSOL Multiphysics ver4.3aのご紹介 |
財団法人計算科学振興財団 FOCUSスパコンと「京」のローカルアクセスポイント |
株式会社富士テクニカルリサーチ 光ファイバーを用いた温度・ひずみ計測システム FBI-Gauge |
サイバネットシステム株式会社 設計に役立つ、CAE活用のための教育CAEユニバーシティ |
富士通株式会社 富士通のPCクラスタソリューション |
株式会社ディアイスクエア VR&D最適設計解析ツール Genesis,VisualDOC,SMS |
株式会社HPCソリューションズ HPC関連製品 |
株式会社インサイト Meshman_Particleシリーズソフト。CAE講習会 |
時間割 |
参照ください。 |
参加
費用 |
第21回関東CAE懇話会 参加費用
■CAE懇話会個人会員(正会員、賛助会員)
・一般 :2000円(税込) ・学生/院生:1000円(税込)
■CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
・2000円(税込)
■CAE懇話会非個人会員 ・一般 :3000円(税込) ・学生/院生:1000円(税込) ※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。 当日受付にてお支払いください
。
☆所属する企業が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。
|
参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前に
CAE懇話会事務局までご連絡ください。
会場での請求書支払申込はできません。 |
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、1月25日(金)までに個人会員登録申請を
行ってください。すでに個人会員の方は、その必要はありません。 |
|
参加
申込 |
WEBでの事前申し込みは締め切りました。
当日、受付へお越しください。 |
備考 |
内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。 |