第29回関東CAE懇話会 |
テーマ |
「材料の新しいモデリング&シミュレーション法」 |
日時 |
2016年7月15日(金)10:00~19:30 (受付開始:9:30) |
場所 |
慶應義塾大学理工学部(矢上キャンパス)
14棟創想館B2階マルチメディアルーム
ナイトサイエンス: 14棟創想館7階フォーラム
〒223-8522 神奈川県横浜市港北区日吉3-14-1
交通アクセス:
東急東横線・東急目黒線・横浜市営地下鉄グリーンライン
「日吉」駅下車 徒歩15分
(PDFファイル;詳細なガイドあります)
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受付 |
9:30 受付開始 |
ご挨拶 |
関東CAE懇話会会長・秋田県立大学 小林 淳一 氏 |
時間 |
10:00~10:10 |
講演1 |
「イントロダクション:不確かさ・ばらつきを考慮した確率的マルチスケールモデリング」 |
講師 |
慶應義塾大学 高野 直樹 氏 |
時間 |
10:10~11:00 |
概要 |
微視構造を有する複合材料や多孔質材料のモルフォロジーや素材の物性値のばらつき、不確かさのパラメータ化と確率均質化法によるロバスト設計、実験データが得られた際の予測更新の手法などを紹介する。モデリングの事例として、粉末焼結型の金属3D造形品やテキスタイルFRPなどを紹介する。 |
講演2 |
「固体酸化物燃料電池CAEのためのマルチフィジックスシミュレーション」 |
講師 |
東北大学 村松 眞由 氏 |
時間 |
11:00~11:50 |
概要 |
固体酸化物燃料電池(SOFC)の性能評価には複数の現象を考慮したマルチフィジックスシミュレーションが必要である。本講演では、各メーカーで開発されている様々な形状のSOFCのCAEを実現するため、当研究グループで開発しているSOFCのマルチフィジックス解析手法を説明するとともに、その解析例を紹介する。 |
アフタヌーン・プレゼンテーション |
「団体会員様によるプレゼンテーション」 |
講師 |
デモ展示をされている 団体会員様 |
時間 |
12:50~13:20 |
講演3 |
「金属材料物性値計算法と計算事例」 |
講師 |
株式会社ユーイーエス・ソフトウェア・アジア 木島 秀彌 氏 |
時間 |
13:20~14:10 |
概要 |
近年、鋳造、鍛造、焼き入れ、溶接等の解析が多く行われるようになってきております。これらの解析には温度依存の物性値が必要になり、実験から取得するにはコストと時間がかかります。さらに、金属の物性値は、その成分組成により変化するので、同じ材料名でも成分組成が変われば物性値が変化します。 今回は、温度依存物性値の計算方法、成分組成による物性値変化、鋳造、鍛造、熱処理への物性値計算につき紹介します。 |
講演4 |
「金属積層造形の変形予測シミュレーション」 |
講師 |
エムエスシーソフトウェア株式会社 立石 源治 氏 |
時間 |
14:10~15:00 |
概要 |
金属積層造形機(金属3Dプリンター)による金属部品の成形は、現在大きく注目を集めている技術である。ただ、3次元形状のデータさえあれば、“どんな形状でも成形できる”訳ではない。むしろ、“作れるものしか作れない”というのが実情に近いようである。この現状を打破する一つの方策としてシミュレーションの技術を使い、成形中の熱変形などの影響を考慮した形状・サポート構造を設計する新たな手法が考えられる。本講演では金属積層造形時の熱変形を予測する技術を説明し、エムエスシーソフトウェアが提供しているAMソリューションについて紹介する。 |
講演5 |
「リチウムイオン電極微細構造での充放電時のLi輸送解析」 |
講師 |
株式会社コベルコ科研 山上 達也 氏 |
時間 |
15:20~16:10 |
概要 |
リチウムイオン電池の電極では、高容量化と低抵抗化を両立する為の構造制御が重要である。ここでは、実電極の分析画像を基に、電極微細構造を模擬し、Liイオンの反応や輸送を、より精緻に解析する充放電シミュレーションの構築と成果について述べる。 |
講演6 |
「CAEによる積層複合材の解析と最適化」 |
講師 |
アルテアエンジニアリング株式会社 中川 謙 氏 |
時間 |
16:10~17:00 |
概要 |
近年、製品の軽量化を目的としてCFRPを中心とした積層複合材の利用がますます増加している。しかし、異方性を持った複合材を的確に配置することで、設計要件を満たしかつ軽量化を図るのは技術的に非常な困難を伴う。今回は積層複合材のCAE解析と最適化のための手法について最新の技術動向を紹介する。 |
交流会 |
ナイトサイエンス: 「写真で、“美”を発見しよう!」 |
講師 |
ダッソー・システムズ株式会社 工藤 啓治 氏 |
時間 |
17:10~19:30 |
概要 |
写真を趣味にして早17年ほど。それ以前は、記念写真さえろくに撮ったことのなかった私が何故にはまってしまったのか、何が楽しいのか、これまで人には話したことのなかったことを、せっかくの機会をいただいたので、いろんな視点で整理してご紹介いたします。いい写真撮るための、私なりのコツもお話ししますので、興味を持っていただいて、少しでも写真人口が増えると嬉しいです。
目次:
1. 写真は美の発見
2. 撮る楽しみ
3. 選ぶ楽しみ
4. 見せる楽しみ
5. 写真のすすめ |
デモ
展示 |
<デモ展示> |
ムラタソフトウェア株式会社 |
解析シミュレーションソフトFemtet® |
SCSK株式会社 |
研究/開発者向け材料開発CAEのGeoDictをご紹介いたします |
計測エンジニアリングシステム株式会社 |
汎用CAEソフトCOMSOL Multiphysics |
インテル株式会社 |
インテル最新プロセッサを使用したサーバ製品と周辺機器の紹介 |
株式会社テクノスター |
国産CAEソフト◆ 新版 ◆ Jupiter-Pre, Post |
アドバンスソフト株式会社 |
第一原理計算ソフトウェア Advance/PHASE |
公益財団法人計算科学振興財団 |
国内唯一の産業界向け公的スパコン「FOCUSスパコン」を供用。 |
株式会社CD-adapco |
STAR-CCM+, HEEDS |
株式会社インサイト |
計算力学技術者合格対策講習会(昨年直前から1級合格者2名!) |
エムエスシーソフトウェア株式会社 |
「金属積層造形の変形予測シミュレーション」「Digimat」「MSC Apex」 |
時間割 |
参照ください。 |
参加
費用 |
第29回関東CAE懇話会 参加費用
■CAE懇話会個人会員(正会員、賛助会員)
・一般 :2000円(税込)
■CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
・2000円(税込)
■CAE懇話会非個人会員
・一般 :3000円(税込)
■学生は、学生会員は参加費用は無料(ただし社会人学生は除く)
学生会員でない場合は、参加費用は 1000円(税込)
学生会員に登録ください。(登録費用は無料)
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
当日受付にてお支払いください 。領収書をお渡しいたします。
☆所属する企業が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。
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参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前に(7月8日までに)
CAE懇話会事務局までご連絡ください。
会場での請求書支払申込はできません。 |
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、7月8日(金)までに個人会員登録申請を行ってください。
すでに個人会員の方は、その必要はありません。 |
参加
申込 |
WEBからの事前申し込みは終了しました。
当日会場受付にお越しください。 |
備考 |
内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。 |