第31回関東CAE懇話会
テーマ 「CAEと統計」
日時   2017年10月27日(金)10:50〜20:00 (受付開始:10:30) 
場所 早稲田大学 西早稲田キャンパス
55号館 N棟1階大会議室

デモ展示: 講演会場の後部に展示スペースを設けます

〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1
地下鉄副都心線 西早稲田駅 3番出口  
                          Access   Campus
    
受付  10:30 受付開始 
ご挨拶 関東CAE懇話会会長・横浜ゴム株式会社 理事   小石 正隆 氏 
時間 10:50〜11:00
講演1  「ベイジアンモデリング - 時系列解析を中心に -」
講師 統計数理研究所  准教授  小山 慎介  氏
時間 11:00〜12:30
概要 本講演では、ベイジアンモデリングと確率推論の基礎、および時系列解析への応用を解説します。具体例として、脳活動から直接コンピュータを操作する「ブレイン・コンピュータ・インターフェース」に応用した研究を紹介します。
資料  Doc
講演2  「CAEにおけるデータ同化の可能性」
講師  東北大学 学際科学フロンティア研究所  助教 三坂 孝志 氏
時間 13:30〜14:30
概要 我々のグループでは個別に行われているCAE解析と実験計測を融合することで,それら単体では実現できない新たな価値の創出を目指す Data assimilation Aided Engineering (DAE)を提案している.
CAEで用いられている大自由度モデルへの適用が可能な統計的状態推定手法であるデータ同化は上記を実現するための具体的な方法論の一つである.本講演ではデータ同化の概要をいくつかの適用例と共に紹介する.
資料  Doc
講演3  「基本に立ち戻る〜実験計画法と回帰分析」
講師 早稲田大学 創造理工学部 経営システム工学科 教授 永田 靖 氏
時間 14:30〜16:00
概要 データドリブン統計学が盛んになり,アルゴリズム統計学が注目されている.一方で,因果関係やメカニズムを解明する視点を忘れてはならない.そこで,実験計画法の利点を見直し,回帰分析を通じて,予測と要因分析の考え方を整理する.
資料  Doc
講演4 「CAEと統計による仮説探索的アプローチ」   
講師 アルテアエンジニアリング株式会社  柴田 一朗 氏
時間 16:30〜17:10
概要 競争力のある製品を短期間で開発するために重要なのは、経験や実績に基づく仮説検証的アプローチではなく、イノベーションを効率的に導く仮説探索的アプローチである。
仮説を探索するため、なぜCAEと統計手法(人工知能)の組み合わせが必要となるのか、どのようにマインドセットを変える必要があるのか、などを自動車フレーム構造の補強課題を通じて説明する。
講演5 「Digimat-VAによる仮想材料試験」
講師 エムエスシーソフトウェア株式会社 中山 貴登 氏
時間 17:10〜17:40
概要 複合材料シミュレーションソフトウェアDigimatでは繊維配向の影響の反映を中心に材料特性の高精度化に取り組んできました。特にDigimat-VAではバラつきの統計的な考慮にCAEを活用しています。
航空業界を中心にA値、B値といった設計許容値が用いられますが、真値に近い値で信頼水準を担保するには非常に多数の試験結果が必要です。また、複合材は多数の誤差因子を含むことも課題となります。Digimat-VAではCAEによって試験回数を大幅に減らすことに取り組んでおり、本講演でご紹介させていただきます。
交流会   ナイトサイエンス:
「大人の自由研究「梅」
〜 梅仙人小僧,四十半ばの手習い 〜」」
時間 18:00〜19:30
講師 岐阜大学 工学部 機械工学科 知能機械コース 
 准教授 永井 学志 氏
概要 私の故郷は,紀州南高梅の本場です.6月の収穫時は猫の手も借りたいほど.物心がつく前は梅畑の収穫コンテナがゆりかご代わりで,物心がついてからの週末は朝早くから夜遅くまで梅採り・選果・梅漬けの手伝いでした.もっともその後は,梅農家を継ぐことなく今に至ります.父は「梅仙人」とあだ名される程なので梅に詳しいはずですが,今回は私に梅の話をせよ,との無茶ぶり.とりあえず,実家から梅酒を持ち出しますので,皆さまには大人の自由研究 ― 飲み比べ ― をして頂こうと思います.お土産は梅干です!
資料  Doc
デモ
展示      
<デモ展示>  
計測エンジニアリングシステム株式会社 汎用CAEソフトCOMSOL Multiphysics
プロメテック・ソフトウェア株式会社 粒子法解析ソフトParticleworksと粉体解析ソフトGranuleworks 
ニュートンワークス株式会社 1D CAEソフト「SimulationX」の統計的設計手法事例
ムラタソフトウェア株式会社  解析シミュレーションソフトFemtet(R) 
時間割    参照ください。   
参加
費用
第31回関東CAE懇話会 参加費用
CAE懇話会個人会員(正会員、賛助会員)
   ・一般    :2000円(税込)    
CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
   ・2000円(税込)
CAE懇話会非個人会員
   ・一般    :3000円(税込)   
学生は、学生会員は参加費用は無料(ただし社会人学生は除く)
  学生会員でない場合は、参加費用は 1000円(税込)
  学生会員に登録ください。(登録費用は無料)

※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
  当日受付にてお支払いください 。領収書をお渡しいたします。
☆所属する企業が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。
 
参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前に(10月20日までに) CAE懇話会事務局までご連絡ください。
会場での請求書支払申込はできません。
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、10月20日(金)までに個人会員登録申請を行ってください。
すでに個人会員の方は、その必要はありません。
参加
申込
Webからの事前申し込みは終了しました。
当日、会場受付にお越しください。
備考 内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。





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