第3回関東CAE懇話会(2004年3月26日)
テーマ  「車とCAE」
日時 2004年3月26日(金) 10:00-20:00
場所 恵比寿ガーデンプレイスタワー 日本SGI株式会社 B1F SGIホール及び4F 会議室B、C−1
〒150-6031 東京都渋谷区恵比寿4-20-3地図
受付  9:30 受付開始 B1F SGIホール前にて
交通 JR恵比寿駅から徒歩10分
基調講演
16:30〜17:30
日本自動車研究所 所長 小林 敏雄 様
「自動車産業の技術課題と動向 日本の強みと弱み/未来の自動車/環境と安全 (仮)」
講演

□私のCAE遍歴
〜CFDの黎明期から、理研ものつくり情報技術統合化プロジェクトまで〜
講師 理化学研究所 姫野 龍太郎 様
時間 13:45〜14:30
概要:

日産自動車で流体の数値解析の研究に取り組み、設計の現場で流体のコンピュータシミュレーション(CFD)が使えるようにした。その後、理化学研究所へ移り、現在はものつくり情報技術統合化プロジェクトで製品機能シミュレーションチームを率いている。この間に取り組んだ種々のCAEに関する話題を紹介する。

□ 「F1マシンの大規模流体解析」
講師 株式会社スミス 矢口 昌義 様
時間 14:30〜15:15
概要

 1. 解析モデルの3次元測定方法とサーフェスモデリングについて
 2. データ変換とメッシュ修正の実際について
 3. 大規模流体解析における規模拡大と処理速度向上について"
□ 「ダイナミックシンキングCAE −機能から構造へのシンセシス−」
 講師 芝浦工業大学  岡村 宏 様 (発表者)
 三菱自動車エンジニアリング(株) 林田 興明 様
 時間 15:30〜16:15
概要:
開発設計上流における創生したい機能の設計より、具象化された構造設計を演繹的に導き出すことは難しく、大きな断層が存在する。
既存の構造を構造側から機能側に橋を架けることは出来ても、機能から構造への橋渡しは、エンジニア手法としてのシンキングが必要になる。
一定のルールが存在する場合は、最適設計手法なるシンセシスも存在するが、新たな価値を提案する新規の構造を目指す場合は、発想を支援する構造のもっている機能を明示化するビジュアライゼーションの手法が有効である。
この支援手法として、ダイナミックシンキングCAEを提案する
技術講習会 □ 「数値解析のための力学入門【続編】」
講師 京都大学 小寺 秀俊 様
時間 10:00〜13:00
概要 :
線形の材料力学から材料非線形・構造非線形の力学および熱伝導(電磁場)解析までの有限要素法の基礎知識の講義です。
昨年12月の第2回関東CAE懇話会で行った講習会の続編となります。
□ 「CAE技術者のためのビジネスプレゼンテーション」
講師 崎山 一幸 様
時間 10:00〜13:00 (定員 30名)
概要 :
注:ノートPC(CD−ROM付き)を持参いただくと体験できます。持参なしでも参加いただけます。
ビジネスプレゼンテーションのツール編 講師:(株)ケイ・ジー・ティー 宮地英生様
1.はじめに
  成果のプレゼンテーションが予算獲得の鍵
2.解析結果をPRする
   分析の可視化とPRの可視化
   PRの可視化は判り易く、シンプルに
 ツール: MicroAVSを使った可視化演習
 1) Excel表形式のグラフ表示と動画作成
 2) 3次元動画のパワーポイント組込み(フリーソフト:3D AVS Player)
3.ビジネスデータ可視化
   ライブプレゼンテーション ツール: OpenViz
 1) パワーポイント内で動くグラフの作成
 ツールの説明は、演習形式で行います。
 Windows系のOSで、ソフトウエアのインストールのためCDROMドライブの付いているPCをご持参ください。
 (メディアは、CD−ROMとPCMCIAカードで用意します。)
□ 「CAE経営塾」
講師 CAE懇話会 田中 豊喜 様
時間 10:00〜13:00 (定員 15名)
概要:
CAE技術者は、CAEの技術に専心するあまり、CAEの活かし方(経営)を忘れてしまいがちです。 厳しい事業環境の中では、CAE技術者自身が経営マインドを持って、自社、自部署の中で、CAEの活かし方(経営)を提案し、トップを説得し、自己実現と企業貢献することが求められております。
[CAE経営塾」では、失敗、成功の事例を中心に自由闊達に議論し、個々の問題解決の戦略から、ひいては日本におけるCAEの在るべき姿とその実現にまで、探究していきたいと考えております。
ご関心ある方、事例をお持ちの方、事例をご存じの方、ご参加ください。
(第1回は、趣旨の解説と東レの事例について議論の予定です)
資料展示

CAE懇話会団体会員企業の資料展示を設けます。最新の情報収集にお役立てください。

交流会 (17:30−19:30)
時間割 こちらを参照ください。  
参加費用 ■第3回関東CAE懇話会 参加費用
  □CAE懇話会個人会員(正会員、賛助会員)
      ・一般:2000円   ・学生/院生:1000円
  □CAE懇話会非個人会員
      ・一般:3000円   ・学生/院生:2000円

※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となりCAE懇話会個人会員への登録は当日受付でも行えますが、できるだけ事前に申し込みをお願いします。 
申し込み 終了しました。
備考 内容については、予告なく変更される場合があります。
最新情報は本ページでご確認ください。