●解析塾 (セミナー室) 10:00〜17:00 |
|
(1) |
「線形解析基礎編」 (10:00〜12:00)
岩手大学 工学部 機械工学科教授 西村 文仁様 |
|
CAEの基本である線形解析の基本を学習します。線形で扱える範囲の理解と実務に用いる場合の考え方を学習します。
|
(2) |
「非線形解析の基礎理論」 (13:00〜15:00)
京都大学 大学院工学研究科 機械工学教授 小寺 秀俊様 |
|
非線形解析は一体何を計算しているのか?を理解する事により、実機とCAEの相関を考える上での基礎知識を学習します。
非線形ノート小寺.pdf
|
(お知らせ)
※受講生はテキストをダウンロードしてください。
PDFファイルをZIP形式で圧縮してあります。
(アイコンをマウスの左ボタンでクリックします。パスワード入力画面が表示されるのに時間がかかることがあります。)
※ダウンロードにはパスワードが必要です。
受講される方には別途パスワードをご連絡します。 |
|
(3) |
「有限要素法の要素と近似および結果処理に使われる理論」 (15:00〜17:00)
京都大学 大学院工学研究科 機械工学教授 小寺 秀俊様 |
|
CAEで計算したコンタ図をそのまま信じていませんか?コンタ表示は一体何の数字をどうやって処理して表示しているのかを理解する事により、CAE結果を正しく評価する事を学習します。
|
|
●研究・事例紹介 (会議室1) 10:00〜17:00 |
|
★基調講演
「見せる教育」 (10:05〜10:45)
京都大学 高等教育研究開発推進センター情報メディア教育部門 小山田 耕二様 |
|
若手CAE技術者が主体的に技術を習得するにはきっかけづくりが大切である。きっかけとは「習得させたい技術の効能を目の当たりにさせること」と捉えている。効能とは技術を使ったことによる成功例・使わなかったことによる失敗例であり、効能を見せることにより技術を習得したいという人間の根源的な欲求に働きかける事が出来る。情報ネットワークの発達した現在では断片化した知識はすぐに手に入るが、技術情報をネット探索しても無益無用な情報に引っかかり時間の浪費となることが多い。ネット検索における適切なキーワード群を明確化するためにも、習得させたい技術の効能をみせることのできるアナログ情報が即時的にそして臨場感をもって提示される環境づくりが重要となる。本講演では若手CAE技術者が主体的な技術習得を行うために重要な環境について述べる。 |
|
|
★解析ソフト紹介 (10:45〜12:25) |
|
(1) |
「ANSYSセミナーとCAE Universityのご紹介」 |
|
サイバネットシステム株式会社 メカニカルCAE事業部 営業部 林 秀彦様 |
|
CAE Universityでは大学教授、企業で活躍する専門家を講師とし、「基礎数学」→「物理モデル」→「実習」の体系的な知識が身につくようCAE技術者をサポートいたします。
|
(2) |
「クレイドルの教育サービスについて」 |
|
株式会社ソフトウェアクレイドル 技術部 山本 洋平様 |
|
一般的に行われている「操作教育」と「理論教育」の他に「熱設計ノウハウを盛り込んだ形での教育サービス」を提供する事により、企業におけるCAEの真の使いこなし教育を提供します。
|
(3) |
「振動・騒音低減のためのサービスについて」 |
|
LMSジャパン株式会社 セールスエンジニア 営業部 村松 洋一様 |
|
LMSでは、振動・騒音低減ために、実験とCAEの両方のアプローチで対応します。今回は、実験・CAE製品および、受託実験、受託解析、コンサルティングサービスを事例を交えてご紹介します。
|
(4) |
「設計におけるCAEの効果的な使い方について」 |
|
株式会社構造計画研究所 SBD営業部 デザインプロダクト室 島田 憲成様 |
|
設計者CAEで発生するよくある問題に対して、弊社のコンサルティングサービスを利用した解決策を提案いたします。
|
(5) |
「CAEモデルの自動作成について」 |
|
インテグラル・テクノロジー株式会社 代表取締役社長 西浦 光一様 |
|
フロントローディングの実現のためには誰でも短時間でCAEが出来る事が必要です。弊社の仕組みは、CAE技術をプログラム化して、対象製品の形状に依存しない仕組みです。これにより様々な製品に適用可能であり、CAEの教育レスを実現させます。
|
-------------------- 休憩 12:25〜13:10 ------------------------- |
|
★研究・事例紹介[1] (13:10〜15:10)
(1) |
「アルパインにおけるCAE展開状況」 |
|
アルパイン株式会社 意匠製品開発部 木下 佳久様 |
|
弊社は自動車の開発L/T短縮と品質要求に対応するためにCAEの有効活用により顧客要求に対応している。今回は設計者向けCAEと専任者向けCAEにおける各教育内容とその効果について報告する。また今後の取組みについて報告する。
|
(2) |
「プリンタ設計におけるCAE取り組み」 |
|
アルプス電気株式会社 ペリフェラル事業部 星野 久様 |
|
プリンタ設計における解析業務は、薄膜デバイスからメカ機構部品の解析と内容が多岐にわたる。要素技術開発には大学との共同研究により産学連携にて進めており、解析技術の指導、教育も頂きながら製品開発を行っている。これらの状況について弊社の物作りのプロセスにおけるCAEの位置づけも含め報告する。
|
(3) |
「プラスチック歯車の強度解析と評価技術」 |
|
株式会社アイカムス・ラボ 主任研究員 小川 裕二様 |
|
弊社は、マイクロ歯車を用いたマイクロアクチュエータを開発・製造している岩手大発ベンチャーである。このコア技術となる、プラスチック歯車の強度解析と実験検証の事例を紹介する。その他、客先の機構系を中心として、各種製品開発も手掛けているが、開発・設計担当者がCAEを活用しながら開発する事例についても紹介したい。
|
(4) |
「プリンタにおける3D用紙搬送解析事例」 |
|
リコープリンティングシステムズ株式会社 開発センター 第二研究部 松本 章吾様 |
|
弊社では解析主導の設計・開発プロセスにより開発効率の向上を図っておりますが、用紙搬送に関しては未だに実験評価に重点を置いた開発となっております。そこで、製品開発時に活用できる3D用紙搬送解析技術を目指して技術開発を推進しております。ここでは、いくつかの解析事例を紹介させていただき、弊社の教育への取り組みを述べさせていただきます。
|
-------------------- 休憩 15:10〜15:40 -------------------------
|
|
★研究・事例紹介[2] (15:40〜17:00)
(1) |
「大学におけるCAEの活用と教育」 |
|
いわき明星大学 理工学部 機械工学科 高橋 義考様 |
|
いわき明星大学では、さまざまな授業にCAE技術を取り入れ、その有効性を体験を通して指導しております。今回は、(1)講議でのCAE活用事例、(2)実験授業でのCAE活用事例、(3)卒業研究でのCAE活用事例を紹介し、CAE技術に関する教育体制や、その問題点について説明します。
|
(2) |
「CAE教育と大学発ベンチャー」 |
|
新潟大学 大学院自然科学研究科 新田 勇様 |
|
大学で教える内容が増えているなか、あれもこれもと全部の基礎教育を行うのは困難である。そこで、基礎教育のどの部分を削減するかという話になる。CAEを効果的に導入して、基礎教育のある部分をCAE教育で置き換えられれば良いのだが、現状ではうまくいっていない。そのような環境の中で、講演者は大学発ベンチャーを立ち上げた。ベンチャーを立ち上げる際にCAE教育の必要性を感じたので、その経験談をお話ししたい。
東北CAE懇話会CAE教育と大学発ベンチャー.pdf |
(お知らせ)
※受講生はテキストをダウンロードしてください。
PDFファイルをZIP形式で圧縮してあります。
(アイコンをマウスの左ボタンでクリックします。パスワード入力画面が表示されるのに時間がかかることがあります。)
※ダウンロードにはパスワードが必要です。
受講される方には別途パスワードをご連絡します。 |
|
|
|
★ 製品展示コーナー (10:00〜16:30) |
|
●展示予定会社(申込み順、敬称略) ※展示申込受付中
<デモ&資料展示>
株式会社テクノスター
プロメテック・ソフトウェア株式会社
株式会社ヴァイナス
エムエスシーソフトウェア株式会社
サイバネットシステム株式会社
計測エンジニアリングシステム株式会社
エルエムエスジャパン株式会社
<資料展示のみ>
株式会社 ソフトウェアクレイドル
|
|
★ 交流会 (17:00〜18:30、 藤京)
※交流会の費用は、懇話会の参加費用に含まれます。 |