解析塾 中部地区 実践
FEM
初級講座
監修
名城大学・理工学部・交通科学科・加鳥 裕明 教授
講師
講義/演習: イワタシステムサポート 岩田 進吉
他(中部CAE懇話会幹事)
開催期間
6回コース (第0回はオリエンテーション)
開催予定日
第0回: 11/27(土)
<第0回は無料>
第1回: 1/15(土)
第2回: 2/12(土)
第3回: 3/12(土)
第4回: 4/ 9(土)
第5回: 5/14(土)
第6回: 6/11(土)
注:会場・講師の都合により、開催日・会場を変更する場合があります。
開催場所
<第0回は
名城大学・名駅サテライト教室
>:先着30名
第1回〜第6回
刈谷市産業振興センター
開催時間
<第0回 13:30−16:30>
第1回〜第6回 10:00−16:00
受講料
<第0回は無料>
第1回〜第6回
受講料: 個人会員
50,000
円 非個人会員
60,000
円
別に演習用ソフトウェア(12,000円)が必要です。
定員
<第0回:先着30名>
第1回〜第6回
10名以上20名以下
(最低受講者数に満たない場合は開催しない場合があります。定員になり次第、締め切ります)
備考
*本解析塾では演習問題を解析するために
FEM
解析ソフトを使います。
詳細は
下の演習ソフト説明欄
をご覧下さい。
*修了証については、全ての講義に出席した場合、あるいはそれと相当すると講師が判断した場合に発行します。
内容
解析塾「基礎編」で学ぶ
FEM
解析の理論に続き、「実践
FEM
初級」では解析を実施する際の具体的なポイントと演習を主体にした解析塾です。
午前中の
FEM
解析に関する講義の後に午後は具体的な問題を解いて、物理的にあるいは設計的にどう考えたらよいかなどについても考えます。 演習は
FEM
解析ソフトを使い具体的にどのような解析結果が得られるのか、理論解とどう違うのかについても検討します。 解析塾「基礎編」終了した方や具体的な
FEM
使用の注意点について学びたい方に最適です。
資料は、解析塾受講生のページからダウンロードしてください。
0.
30分でわかるFEMの定式化
講義:FEMの定式化、仮想仕事の原理、微分方程式の近似解法(ガラーキン法)
演習:演習はありませんが、第1回目以降どのような演習問題をするのかの説明をします。
1.
BEAM
、
SHELL
要素による梁の問題
講義:モデリングの基礎
(
有限要素法の原理、構造要素の特性、剛性方程式の定式化
)
演習:
BEAM
要素、
SHELL
要素による梁の応力解析により変形及び応力を求め、
FEM
解析結果と梁理論解との違い、
BEAM
要素と
SHELL
要素の違いを考える。
2.切り欠き帯板、穴あき平板による応力集中問題
講義:2次元弾性問題 (平面応力と平面ひずみ、エネルギー原理とその応用、対称性の利用、モデル化による精度)
演習:
切り欠き帯板、穴あき平板の応力集中問題を
2
次元弾性問題として解析し、応力集中とメッシュの切り方による応力の違いと解析精度について考える。
3.ソリッドモデルによる梁、高次要素による穴あき応力集中問題
講義:要素の形状関数と数値積分(アイソパラメトリック要素、
3
次元要素)
演習:
SOLID
要素による梁の問題を通じて
BEAM
要素、
SHELL
要素との解析結果の違いを検討する。 また、平板穴あき問題に高次要素を利用した場合、低次の要素を使用した場合との解析結果の違いと精度について考える。
4.段付き棒の応力集中、厚肉円板の問題
講義:平板曲げおよびシェル
(
適合要素、非適合要素、せん断ロッキング、平面シェル、曲面シェル
)
演習:
角Rの違う段付き棒の応力集中の問題を通して応力集中部のモデル化と精度について考える。 また、厚肉円筒の内圧荷重問題を解析し応力分布とメッシュ分割について理論値と比較して解析結果の精度を考える。
5.穴あき平板の弾塑性、梁の大変形問題
講義:材料非線形問題、接触問題、大変形の非線形現象
演習:
弾塑性による応力集中問題、接触による拘束条件が変わる梁の問題、大変形する梁の問題を通して、 線形解析と非線形解析の違いを理解し、線形解析は非線形解析の特殊な場合であることを理解する。
6.片持ち梁の振動、厚肉円筒の熱伝導、熱応力
講義:動的問題の解析、伝熱解析
(
振動解析の方法、熱伝導の基礎
)
演習:
片持ち梁の振動解析を通じて固有値問題におけるメッシュ分割によるモードの表現と、 解析精度の問題を考える。また、厚肉円筒の熱伝導・熱応力解析を通じてメッシュ分割と理論解の違いを検討する。
演習ソフト
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