第99回関西CAE懇話会
(会場対面形式/オンライン形式)
共催 大阪成蹊大学
テーマ 「CAE技術者のためのHPC」
日時 2025年2月28日(金)10:00〜19:00     
場所 大阪成蹊大学 駅前キャンパス  /オンライン形式
定員 50名(会場)、100名(オンライン)
会場 会場対面形式/オンライン形式

大阪成蹊大学 駅前キャンパス 201教室
Access
 最寄り駅:阪急電車京都線 相川駅 徒歩2分
オンライン
会議
WebExを使用します。はじめて使用される方、あるいは事前テストを希望される方は、申込時に”事前テスト希望”と記載ください。
受付 9:30 受付開始 
趣旨説明  「趣旨説明」
時間  10:00〜10:10
講師  株式会社アルゴグラフィックス
特定非営利活動法人CAE懇話会 
  辰岡 正樹
団体会員様講演1    「クラウドHPCとAI・データ駆動型エンジニアリングが切り拓く次世代の研究開発」 
時間 10:10〜10:40
講師 Rescale Japan 株式会社   佐藤 仁 氏
概要 Rescaleのクラウドプラットフォーム上で大規模なHPCシミュレーションを実行し、AIやデータ駆動型の手法を組み合わせることで、研究開発のスピードと効率、品質と信頼性を大幅に向上させるソリューションを紹介します。Rescale Dataを活用することで、シミュレーションデータをコンテキスト情報とともに自動的に整理・保存でき、さらにRescale AIを用いることで、サロゲートモデルの学習・デプロイに加え、推論によるAIシミュレーションやファインチューニングをシームレスに実行できます。クラウド上の多様なリソースを柔軟かつスケーラブルに活用し、研究開発のリードタイム短縮とコスト削減を同時に実現する次世代のエンジニアリング手法を提案します。
団体会員様講演2 「公的HPCの産業利用のすすめ〜「富岳」からFOCUSスパコンまで〜」
時間 10:40〜11:10
講師 公益財団法人計算科学振興財団   高橋 太一 氏
(一財)高度情報科学技術研究機構 産業利用推進部  新宮 哲 氏
概要 富士の裾野がごとく利用者の拡がり期待されているスーパーコンピュータ「富岳」は、「京」の時代以上に使いやすい制度・支援体制が充実し、サービスの拡充は今尚続いている。
今回の講演では、「富岳」を含むHPCI(国内の最先端スパコンを一体的に利用できる仕組み)の利用者の募集・選定、利用支援を担当する高度情報科学技術研究機構(RIST)から、一層充実する「富岳」の利用制度等について紹介する。 また共同講演として、「富岳」へのステップアップも含むスパコンの産業利用を広く支援する計算科学振興財団(FOCUS)から、産業利用向けとして運用するFOCUSスパコンの概要と最新情報について紹介する。
団体会員様講演3 「計算速度だけではない!
SimScaleによる解析プロセス全体を加速するHPC&クラウド活用」
時間 11:10〜11:40
講師 株式会社構造計画研究所 佐々木 健吾 氏
概要 SimScaleは、HPCとクラウドの活用を第一に考えて作られたCAEプラットフォームです。ウェブブラウザだけで利用可能で、最大192コアの並列計算に対応。ライセンス制限がないため、複数のシミュレーションを同時に実行し、パラメータスタディやシナリオ検証を迅速に行えます。クラウドをフル活用するという理念のもと、使いやすさを考え抜いたUIにより初心者でも簡単に操作可能で、サーバー調達やライセンス設定も不要ですぐに導入できます。講演内では、AI活用を交えて事例を紹介しながら、SimScaleの効果的な活用方法を解説します。
団体会員様講演4 「(仮)「HPCコンピュータ構成上の留意すべきポイント」」
時間 12:40〜13:10
講師 ARD株式会社  木村 貴浩 氏
概要 「CAEシステムの企画・運用ご担当の皆様の中で、HPC用ワークステーションの構成をどのような基準で決めればよいかという点でお悩みの方が多いのではないでしょうか?
今回の懇話会では解析システムの構成を決める場合に、どのような点に留意すればよいかという点にフォーカスして講演を行いますので、奮ってご参加下さい」
(※一部修正になる場合がございます)
団体会員様講演5 「CAEシステム導入のためのHPCインフラ設計のコツ」
時間 13:10〜13:40
講師 xFusion技術日本株式会社  佐々木 圭司 氏
概要 本セッションでは、「CAEシステム導入のためのHPCインフラ設計のコツ」と題しまして、CAEアプリのプログラム特性を正しく理解しながら、失敗しないHPCインフラ設計を行うコツについてお話しします。具体的には、並列・分散処理の適用について理解するとともに、並列処理においては、差分法、モンテカルロ法、境界要素法、有限要素法(陰解法)など様々な計算手法があり、その特性をよく理解しながらどのようにHPCインフラの設計を行えばよいのかをCAEアプリ側に一歩踏み込んでお話しします。
団体会員様講演6 「(仮)製造業の開発業務を加速するCAE/AI用インフラとは?」
時間 13:40〜14:10
講師 SCSK株式会社   松崎 陽治 氏
概要 (仮)近年、製造業における開発業務はますます高度化・大規模化しており、それに伴い計算リソースの需要も急速に増加しています。この結果、運用コストやファシリティ(電源・空調)に関する課題も顕在化しています。本講演では、当社のデータセンターを活用したマネージド型HPC環境をご紹介し、これらの課題に対する解決策を提案します。また、当社が考える最新のCAE/AI用プラットフォームについてもご紹介いたします。
講演1 「FrontISTRとスパコン「富岳」を活用した最適設計システム構築」
時間 14:30〜15:20
講師 株式会社椿本チエイン  安達 雅人 氏
概要 更なる設計品質の向上や開発期間短縮に向け、近年充実してきた公的スパコンやクラウドといった大規模計算環境を活用したい。そこで本報では、ライセンスの制約が無いオープンソースソルバとしてFrontISTRを選定して機能を検証した。また、オープンソースソルバとスパコン「富岳」を用いて最適設計システムを構築し、動作検証を実施した。
講演2    「マルチスケールシミュレーションとMIによる高分子材料・プロセス設計」
時間 15:20〜16:10
講師 東レ株式会社  北畑 雅弘 氏
概要 材料開発の高度化・効率化が求められる現在、マルチスケールシミュレーション(MS)やマテリアルズインフォマティクス(MI)などのデジタル技術、およびそれらを支えるHPC環境が不可欠となっています。本講演では、高分子分離膜開発の例を中心に、材料設計とプロセス設計へのMS/MI適用についての当社事例をご紹介します。また、全社員が利用可能なデータ解析共通基盤や、「富岳」をはじめとするスパコン活用など当社HPC活用についてもお話しします。
講演3 「HPC技術を用いたタイヤ開発支援」 
時間 16:20〜17:10
講師 TOYO TIRE株式会社  田中 嘉宏 氏
概要 市場のニーズに迅速に対応するため,タイヤ開発の高度化,高効率化が求められている.その1つの手段としてCAE技術がある.CAEによる高精度でかつ高速化を図れる予測技術の研究開発を当社も進めております.
タイヤの性能予測,工程の効率化のための現象解明を行うためには,材料非線形,幾何学的非線形,接触非線形を考慮した有限要素法解析,粘弾性流体解析を適用し,開発にタイムリーに結果を提示するため,並行してHPC技術の開発も進めてきています.これらの取り組みについて紹介致します.
クロージング・移動 時間 17:10〜17:30
交流会   時間 17:30〜19:00
場所 懇話会会場と同じ建屋の最上階 食堂
参加費用 2,000円(税込み)
時間割 参照ください。   
団体会員様
展示
講演資料
 
団体会員様
配布資料
参加費用 第99回関西CAE懇話会 参加費用
■CAE懇話会個人会員
   ・一般     :2,000円(税込)
   ・学生会員  :無料
■CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
            :2,000円(税込)
■CAE懇話会個人会員外
   ・一般     :3,000円(税込)
   ・学生/院生:1,000円(税込)
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
 申し込みをされた方にお支払方法を連絡いたします。
☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。

■交流会参加費用: 2,000円(税込)
参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前にCAE懇話会事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、2月21日(金)までに
個人会員登録申請
を行ってください。すでに個人会員の方は、その必要はありません。
参加申込 申込みはこちらから Entry

Google Formsを使用しています。
Foromsを使用できない方は、事務局までご連絡ください。(jimukyoku10@cae21.org)
参加条件 1.開催日の2日前まで(2月26日(水)17時まで)に申し込みを完了されていること。
  参加方法等を開催日の前日までにご連絡いたします。

2.オンライン参加の場合:
(1)参加は個人単位であること。
  複数人での視聴は、禁止であること。
  同一箇所で複数人で参加される場合も、個別に申し込むこと。
  1人1端末でのアクセスとすること。

(2)講演の内容を録画・録音されないこと。また、講演画面のスクリーンショットを取らないこと。

(3)当日、オンライン会議に参加されるときは、氏名が分かるような形で参加すること。
  ログイン名に氏名を日本語で記入すること。

3.参加者リスト(お名前と所属)を、講演資料と同様にパスワードをつけて、配布することに同意いただけること

4.上記に同意いただけない場合は、参加が不可となることを了承いただけること。
資料
(注1)
配布可能な資料は、開催前に申し込みをされた方に、資料入手用パスワードをご案内します。。
なお、資料入手用パスワードを受け取られた場合は、当日不参加の場合も参加費用を請求させていただきます。
当日不参加の方で、資料を希望される場合に、参加費用をお支払いいただくことで、資料を入手できるようにしています。そのため、公平性の観点から、ご理解をいただくよう、お願いいたします。

当日不参加で、資料を必要とされる方も、事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。
備考 1.内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。



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